パラレルワールド 30 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

落ちる…
どこまでも…
眩い光の中に…
遠くで誰かが私を呼んでいる…?
あなたは…誰?
チェ…ヨ…ン…?
泣い…てるの…?
私はだい…じょ…うぶよ……
泣か…ない…で
そして…
光の洪水から
何もない暗闇に飲み込まれた…

「イムジャ!イムジャ…なぜ?!」

*************

灯りを全て消し去った小船は、暗闇の陽江の水面を静かに赤壁に向かって進んでいく…二人の兵が慣れた手付きで船を漕ぐ…川の両側に居たはずの曹操軍はすでに姿が見えない…どこにいったのか…

赤壁に着くと周瑜の言った通り、馬が1頭用意されていた。隣には平安を腕に抱いた小喬と、すっかり傷も癒えた華佗が、二人に最後の別れを言うために待っていてくれていた…船に揃えてくれてあった荷物を背負い、二人の元へと急ぐ。

「小喬さん、まだ無理はしないで!お腹の糸は華佗さんに抜いてもらってね。あと二日もしたら大丈夫だと思うわ。平安君…とっても可愛いわね。お二人に似て素敵な男の子になると思うわ!周瑜さんとお幸せにね…それから華佗さん、これを」

そういうとウンスはリュックから手術道具を華佗に渡した。

「いえ戴けません!このような大切なもの…以前戴いた物は曹操のところに置いてきてしまって…何とか取りに戻りますから」

「それは危険よ。大丈夫だから使って。何があるかわからないから、持てるだけ持ってきたのよ。取りあえずこれだけあれば簡単な手術は出来るわ…ここの皆を頼むわね。華佗さん…」

「いえ…私はもう華佗ではありません。ただの華杉です。ウンス様…本当にありがとうございました」

「華佗よ…お主の家族…周瑜殿に頼み、この地へ連れて来てもらうのだ。曹操がお前を許すとは思えん。あやつは、先の先を読む。急ぐのだ。」

「はい、それが唯一の心配事でした。そう致します。ありがとうございます」

「…それから小喬殿…あなたは少し無鉄砲過ぎる…一本筋は通っているがな。あまり周瑜殿に心配をかけぬようにな」

「はい…ウンス様同様に…でございますね?ふふ。天の方にお逢い出来た事、光栄にございます。お二人の事は生涯忘れません…私達の命をお救いくださって本当にありがとうございました…」

「ああ、もう行かなくてはならん…イムジャ乗ってください!」
チェ・ヨンがウンスを抱き上げ馬に乗せ、自分もその後ろに跨り手綱を握る。

「二人とも…元気でね!さようなら」


* ************


ピ~~~~っと笛の音が闇の中響き渡る!

「くそっ!イムジャ、手綱を頼めるか?」

「わかった」
追っ手に見つかった!数人ずつの兵が、この天門のある山の周辺を調べていたのだ。二人がこの地に降り立った日…この山が光り揺らめいていた異変を…もちろん曹操も報告を受けていたであろう…

チェ・ヨンはウンスの身体に覆い被さるように体制を低くすると、馬の腹を蹴り速度を上げにかかる。走りながら弓を射る訓練を受けている弓隊だが、チェ・ヨンの早さには到底追いつかない!この古代の馬は脚が太く、一回り身体が大きいようだ。急な斜面も意に介さず、鹿のように身軽な動きで危なげなく登っていく。

「イムジャ!あと少し耐えてくれ!舌を噛まぬよう気をつけて!」

「ええ!」

チェ・ヨンは周瑜にもらった弓を射る!一人…また一人とその数は減っていく…すでに気はかなり回復してきていた。チェ・ヨンは確実に敵を引き付けてから雷攻を打つ!

山肌を馬とともに転げ落ちる曹操軍の兵達だったが、更に追ってこられないように足を狙い弓を射る。

「イムジャ…もう大丈夫でしょう…天門が見えてきたようだ」

「ええ…良かった…チェ・ヨン大丈夫?怪我は?」

「ありません。さあここで馬を下りて歩かねば。お前は戻るのだ。行け」と、馬の首を叩く。

天門へ着く頃には空はだいぶ明るくなってきていた…もう間もなく夜明けだろうか…天門は光り輝き二人が来るのを待っているようだった…

「やっと戻れれます…イムジャ参りましょう。俺に掴まって」

二人が天門をくぐろうとしたその時…

「遅かったな!待っていたのだ!曹操を見縊るな!最後にもう一度聞く!曹操の元へ来る気はないのか?!」

ちっ!本当にしつこい男だ!さすが80万人を束ねるだけのことはある…早く天門をくぐらねば…

「ふざけるな!曹操などに用はない!」

チェ・ヨンはウンスと手を繋いだまま、一歩…また一歩…天門に向かって下がっていった…いつの間にか…辺りは曹操軍の兵達に囲まれてしまっている…早く天門に飛び込まなければ…


「ならば!死、あるのみ!やれ!」

後ろ向きに歩く二人に四方八方から矢が襲いかかる!

チェ・ヨンがウンスの手を離し、鬼剣で全ての矢を弾き飛ばした!

たった一本を除いて…

「あっ!」

チェ・ヨンの背中目掛けて飛んで来た一本の矢…

チェ・ヨン…!?
間に合わない!
そう思ったときには…
身体が勝手に動いていた…

チェ・ヨンの前に飛び出したウンスの背中に矢が突き刺さった…

「イムジャ!

倒れこむウンスに触れた途端…
二人は…
天門に吸い込まれた…











がーんがーんがーんがーんがーんがーんがーんがーんがーんがーんがーん

皆様、こんばんはニコ

今日は早いでっしゃろ?(*'∀`*)v

やれば出来る子です
爆いえー

(その代わり仕事してませんアホ顔に縦線2

今からちまりたい…
ハート②

ところですが
喜びの棒人間

このまま続きを書きに行ってきます
ジーッ

えっ?

小話お探し?
なにっ!?

今日は酔っぱなので

お許しを354354

ううっ...ううっ...ううっ...ううっ...ううっ...ううっ...ううっ...ううっ...ううっ...

だってね
汗

今、娘が誕プレにもらった

ウオッカ飲んでるの
わー

96%…

割って飲んでますが

肌に触れると

スースーします笑9

まあエタノール的な顔に縦線2

感じです!!

{979EE673-75C7-4BDF-8D59-40ECF6EBEB2C:01}


本当にすごいっす泣

火気注意ってあ



やっとここまで飲みました

おぇっぷ涙

ではまた明日CHU