「大都督、そのようです…私が調べた所によると、曹操は先日の弓矢10万本を我らに与えてくれた、愚鈍な蔡瑁と趙昀(2000艘の船、そして数万人の兵と共に曹操軍に投降した水軍の将軍2人。曹操自体には水軍を率いる力はない)の首を即刻刎ねたそうです…ふふっかなり怒りを露にしていますね…そしてウンス殿を見つけ出し何としても捕らえよと…。捕らえた者には、一族全ての税を生涯免除すると広く兵達に知らしめたようです。そしてそれを受け、複数の部隊が既に動き出した模様…しかし我らとしても水上戦の得意な蔡瑁達が居なくなった今が、攻撃の時だと思われます。向こうは船の苦手な兵の為に、全ての船を連結しているようです。さすれば大地と変わらぬように安定すると…そこへ火を放てば…自ずと全ての船に燃えうつり灰と化すでしょう」
「なるほど…火攻めか…良い考えだが問題はこの風だ…今は逆風が吹いている…火を放たれたら困るのはこちらだ…」
「はい…曹操も気付いているでしょう…あの陣営を見ると…今夜あたり攻めてくるのではないかと思われます」
「何を言っているのです?お二人は小喬と平安の命の恩人です。それは私をも救って下さったと言うことなのです。そのような仁義に反する事は出来ません!それに…お二人の戦ではない。元々我らの戦なのですから…天へ戻られるその時まで、こちらでお過ごし下さい」
「しかし…」
「チェ・ヨン殿…あなたの力は重々承知の上ですが…どの位の兵があなた方を追ってきているのか…わからないのです。ウンス殿を危険に晒すことになります」
「それはいつものことだ。あの方はどこでも狙われておる。それより…火攻めか…風向きさえ変えれば良いのか?」
「ええ…ほらご覧下さい…東の空が黒い気に覆われ、太陽を曇らせています…この現象は尋常ではない。もう間もなく風向きが変わる兆しです…天が味方してくれているとしか思えません」
「誠か?ふっ古より天候を制すれば戦いを制すると言う…風向きが変わるのはいつかわかりますか?」
「今宵…丑の刻かと」
「丑の刻か…良し!伝令!」
「はっ!」
「今より、全兵火力増幅のための油の精製!及び硫黄の採取をせよ!各々、己で考え行動するのだ!良いな?」
「はっ!そのように申し伝えます!」
「もし風向きが変わらぬ時は…俺が雷攻で風の道筋をねじ伏せよう…暫しの時なら稼げよう」
「そのようなことが出来るのですか?」
「恐らく…ここ数年本気で雷攻を放ったことがないのでどの程度の抑止力になるか、わからぬが…」
「では、その時はお願いします」
**************
二人は…今の話を部屋の外でこっそり聞いていた…すると小喬が急に思い立ったようにその場を後にする…
「待って!どこへ行くつもり?まだ抜糸も済んでいないのに…」
「私が…風向きが変わるまでの間…曹操の動きを止めてきます…」
「無理よ!その身体で動き回ることは主治医として許しません!それに平安君はどうするの?お乳がないと…」
「乳母がおります。その者に平安を頼んでください…」
私もいつもチェ・ヨンをこんなに困らせているのかしら…この人…なんて無鉄砲なの?はぁ…もうこうなったら…
「私が行きます!今、曹操が欲しがっているのは私でしょ?それなら私が行くのが筋ってものよ!」
いつの間にかチェ・ヨンがウンスの後ろに立って腕を組んでいた。
「イムジャ…」
「きゃぁ!足音もさせないで!もう…!」
チェ・ヨンはウンスの肩をつかみ睨みつける。
「先ほどの話…どういうつもりなのか?曹操軍へ一人で降る(くだる)と?俺を殺す気ですか?こちらも色々策を考えておる。勝手に行動するのはやめてくれぬか」
と、ため息をつく…
「だって…小喬さんが…」
「はぁ…好きな女を質に取られ戦えると?逆を考えてみて下さい!イムジャ!そして小喬殿も良いですね?」
「…はい」
「…はい」
**************
準備は整った…
曹操の出陣を遅らせる事も上手くいった…
風の匂いが変わる…
もう間もなく我らに追い風が吹く…
「良し!では出陣!」
天灯へ火を灯すと曹操軍へと流れて行く…
赤壁の戦いが
今
始まった













皆様、おはようございます





昨日書き上がっていたのですが
そのまま寝てしまったようです

もう眠くてへとへとです~

私の大嫌いな月末&月始めがやってきます

きついっすヨン

レッドクリフいよいよ大詰めです

さぁて…どうしよっかな

ここから先の方向性

まだ悩んでますヨン

















受験生をお持ちのお母様方
お疲れ様です
大変ですよね

うちの子の高校受験の時には
特色化選抜というアホなシステムを
国が考えてくれてまして

一芸で入れたのですよ
ちょうど3人とも

ちょうど3人とも

もちろん、内申点他色々は含まれてはいますが。
長男は歌で

次男は普通にテスト

娘は、本当にアホだったので

特色化で高校に入れようと企み

生徒会の副会長をさせたんです

人前が平気だったのもありますがね

あとは、私の書いた文章を
丸暗記してからの発表

はい!合格いたしました

皆勤も効きましたね

いい時代でした…
今ならもれなく2時募集だったでしょう
ほぼ小学生で漢字能力はストップ
でも生きる力はあるので

ほぼ小学生で漢字能力はストップ

でも生きる力はあるので

良しとしましょう

では
今日も一日アジャ



