「丞相…それが、鎧と隊服を脱がされ…猿轡をはめられ寝台に縛り付けられておりました…私が疫病で死んだ者達を、小舟に積み込んでいる間だと思われます…それまでは共に居ましたから…」
「丞相!どうされますか?」
「夏侯将軍!たかだが見張りも出来んような奴らは必要ない!今すぐ首を切り落とし見せしめに晒しておけ!身体は魚の餌にしろ!」
「はっ!すぐに!あの女たちはどう致しますか?」
「女の足だ!そう遠くへも行けぬだろう…必ず探し出すのだ!私から逃げ出したことを後悔させてくれるわ!」
「殺さずに連れて来いという事ですね?」
「あぁ…そうだ!女は殺すな…傷も付けるなよ…あの透けるように白い肌に傷などあっては興ざめだ…男は見つけ次第殺せ!良いな?」
「はっ!わかりました」
「これであの男さえ居なくなれば一石二鳥というものだ!はぁ~はっは!」
華佗は、背中を伝う一筋の汗に気付かれぬよう、知らぬ顔をして話を聞いていた…いずれ連合軍へ行った事がわかってしまうだろう…どうかご無事でと願うことしか出来なかった…
***************
「私に何かお話があるとか…あなたたちは曹操軍から来たのでしょうか?」
「えぇ…そうです。私はユ・ウンス、彼はチェ・ヨンと申します…信じていただけないでしょうが、こちらの軍に害をなすつもりはありません…。曹操に捕まり、華佗さんの助けでこの小舟の船底に隠れ逃げ出してきたのです。この…小舟に乗せられている遺体ですが…疫病で亡くなった人達なのです。今直ぐに、焼かないと…」
「疫病ですか?まさか…この遺体を曹操が我が軍へ送り込んだと言う事ですか?我らに疫病をもたらすために!?」
「あぁ…そうだ。あの曹操とかいう男…奴は人ではない!戦の道具になるからと死体を使うなど…許せん!」
「あなたは…ふっ…只者ではありませんね…その手に持たれている刀と変わった荷を一応お預かりしても?それからユ・ウンスさんでしたか?あなたは医者なのですか?」
チェ・ヨンは何の躊躇いもなく、船の上から鬼剣とウンスの道具や着替えの入った鞄を、孔明の足元に放り投げた。
「これで良いか?イムジャが船酔いが酷い…船から上がらせて貰いたいのだが」
孔明は、その二つを拾い上げ近くにいた兵に持って来てくれと渡し、いつも手に持っている羽毛扇をどうぞとばかりに振り下ろす。二人は船から下り、孔明の方へ向かった。
「ええ…私は医者です…この遺体の血液、排泄物には絶対に触れないで…触れたら必ず手を洗って下さい。それから触れた人達は念のため…3日は隔離を」
「あなた方は感染していないのでしょうか?本当に安全だと言えますか」
「触れていないから感染はしていないはずよ。心配なら牢にでも閉じ込めてくれて良いわ。でもお願い…諸葛亮孔明さん、曹操の元へは送り返さないで」
「私の名を?私一人では判断できかねます…ここでお待ちを」
孔明は近くにいた兵に耳打ちをすると、二人のすぐ傍まで歩いてきた。
「あなたは…何者です?只ならぬ気を感じます…周瑜大都督に勝るとも劣らないとみたのですが…敵になればかなり手強いでしょうが、味方となれば心強いこと、この上ないでしょうね」
「俺は何者でもない。この方を守るためだけに刀を振るうだけだ」
「あっ!こちらです…大都督」












皆様こんばんは

またまたこんな時間に

すみません

書きたてホヤホヤです

本編も書いてるのですが

もう少しお待ちを









今日は久々に会社へ行ったら

デスクの上がやばいことに

はぁ

すっかりインフルは良くなったのですが
もう一度インフルになりたい

私です~











娘へのお祝いコメント

今日も頂きました

本当にありがとうございます

お返事

もう少しお待ち下さいね

いつも遅くってすみません

そうそう

娘

またやらかしたらしく

途中から記憶ゼロのようです

あちこちから娘の写った写メが

LINEで送られてきて

あれ?誰?これ?(知らない人)
この子いたっけ?(高校の友達)だって

行ったカラオケBOXに
近くの地域の成人が集まって
高校の同窓会も
出来ちゃったようですね

この娘誰の子?親の顔が見てみたいよね






はい

紛れもなく1000%私の子です……

ではおやすみなさい

素敵な夢を


