38.囚虜 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

テマン!」

 

「は、はい!」

 

「イムジャ…こちらへ」

 

「あの子達の声よね…どうしたのかしら…」

 

「うちの子に何か…」

 

「イムジャ…テマンにお任せを」

 

テマンが外へ出ると、人相の悪い男達がドユンの弟妹の口を塞ぎながら、連れて行くところであった!

 

「待て!」

テマンは手首から小刀を飛び出させ、男達に襲い掛かる。この二人…がたいは良いが動きは遅く…あっけなく子供達を放し逃げていった…

 

「さぁ、大丈夫か?家の中に入ってて!」

 

テマンはすっと屋根に登り二人の後をつけて行く…程なくして大きく看板に「質」と書かれた店の中に入っていくのが見えた…テマンはその店の屋根へと飛び移る…

 

中の様子を探っていると、怒鳴り声が聞こえてきた。先ほどの二人が、更に身体の大きな男に怒られているようだ。

 

「何?ドユンの弟達を連れて来られなかっただと?どういうことだ!」

 

「へい!邪魔が入りまして…多勢に無勢…命からがら逃げてきました…」と嘯いている。

 

「ちっ!おい、ドユン!俺から逃げられると思うなよ!もっと働いてもらわねぇと困るんだよ!」と、腹を蹴り飛ばしている。

 

「ぐぇ!はぁ…はぁ…た、頼むよ…親分…おいら、母ちゃんのためにもう悪いこたぁしたくないんだ…抜けさせてくれよ…弟たちは関係ない…おいらをいくら殴っても良いから…お願いしま…ぐぅ!げほっ!」

 

「うるせえんだよ!お前は一生俺の奴婢として働く運命なんだ!はははっ!おいお前たち!母親でもなんでも良い!こいつが言うこと聞くように、質をとっておくのだ!お前達も俺の言う事を聞かねば、家の者たちを痛めつけてやるから、覚えておくがよい!」

 

それを聞いたテマンは音もなく立ち去った…

 

 

**********

 

 

「そんなの許せないわ!酷すぎる!人質をとって言う事を聞かせようなんて!ここは強行突破よね!?お願い…チェ・ヨン…ドユン君を助けてあげて?」

 

テマンからの報告を聞いてウンスは顔を真っ赤にして怒り心頭であった。

 

「俺も質を取るやり方は許せんのです。イムジャに頼まれるまでもない。テマン!スリバン3人を呼んで来てくれ!それで事足りるであろう」

 

「はい!大護軍」

 

「イムジャ…チュンソクと共に馬車でお待ちを……はぁ…その顔はまた共に参るつもりですか?」

 

「だって私を一人にしておけないでしょ?また事故っちゃうかもしれないし…いたたた…それに身体もまだ痛みが残ってるし…あなたが側に居てくれないと…私が他の人に抱き上げられても良いの…?」と、殺し文句を囁きながら、天女の笑みを浮かべる。確かに自分の目の届かないところに行かせたくないのは事実だが…まして他の男がイムジャを抱き上げるなど考えられん事…仕方あるまい…

 

「わかりました…あまりちょろちょり動かんで下さい。約束ですよ」

 

 

「は~い」

 

「しっ!どうやらまた奴らが来たようです…イムジャ、子供らと奥へ」

 

「わかった」

 

チェ・ヨンは戸口まで音も立てずに忍び寄ると、一気に蹴飛ばし戸を開ける!外にいた二人は今にも中に入ろうと、戸に手をかけていたのだからたまったものではない!弾かれ跳ばされてしまった。

 

「くっそ~いてて…たった一人で俺達とやる気なのか!」

 

チェ・ヨンが何も言わずに鬼剣を抜き1歩前へ出ると、その気迫に押されるかのように後ずさる二人…

 

「死にたいか…」

 

1歩ずつ追い詰めていく…


「俺はどちらでも良いが…」


「くっそ~~!覚えてやがれ!

と、ちんぴらの決まり文句を言って立ち去って行ったのだった…








夜更かし隊の皆様


こんばんは~


さてさて


いよいよ乙だらクリパ


あと20分弱で開幕や~~ん


そこで


一つでも良いです


お酒片手に


酔った勢いで


コメント残してみませんか


おっ?!


こんな簡単なのね



思うこと間違いなし


みんなで、クリパ楽しみましょうね


宴会部長はるより


愛を込めて




宴会専務は誰だろう?


宴会常務も居るかしら


あっ


頭の中に月光仮面の歌が流れてる


では、皆さま


クリパでお逢いしましょうね


今回参加されなかった皆様


是非次の機会には


ポチッとしてみて下さいね


アンニョ~~~ン



にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ