部屋に入ると、すぐにウンスの温もりを確かめるかのように抱きしめるチェ・ヨン。
「心配でした…あなたと離れることが。俺はこの先…毎日このような想いをせねばならぬのですね。だがイムジャと離れていた事を想えば…戻ればあなたに触れられるのだから…イムジャ、今朝俺が言った事を覚えておりますか?」
「えぇ、覚えているわ…」
「あの娘を無事連れ戻したら、俺の願いをひとつ聞いて欲しいと…」
ウンスが苦しさを覚えるほどに抱く腕に力を込める。
「ええ…もちろん私に出来ることならなんでも…。そのために…あなたを幸せにするためにここに戻ってきたんだもの…いつも自分の想いは後回しのあなたのお願いなら、幾つだって叶えてあげたい…」
「…先程、ファジャに申してくれたイムジャの言葉…俺も同じ想いです。例え陛下に命を受けたとしてもあなただけは譲れない…イムジャは唯一無二の存在なのです。俺の願いはただひとつ…あなたが俺の隣でいつも微笑んでくれておることだけ…」
「これからずっとそうなるわ…」
「イムジャ…開京へ戻ったらすぐに二人だけでも良いので、婚儀をして下さらぬか?…俺は、待てると…戻ってきてくれたイムジャに逢う前はそう思うていたのです。ですが、俺とイムジャの婚儀…皆が色々とやりたがり準備に手間取る事でしょう。4年…イムジャを待ったのだから、あと数日堪えられるなどと言うた俺を笑ろうて下さい…あなたに再び出逢うことが叶い、あなたを腕に抱きその温もりが既に身体に刻み込まれてしまった。こんなにも己がイムジャを欲しておる事に恐れすら感じておるのです…」
黙ってチェ・ヨンの胸に顔を埋め話を聞いていたウンスが、彼の背中に回していた手を外そうとチェ・ヨンの腕の中で暴れだした。
「イムジャ?何ゆえ…やはり…」
イムジャの心の内も聞かずに…やはり早急だったのかと力なくウンスを自由にすると、両頬を小さな手で優しく包まれ、背伸びをしたウンスの顔がゆっくりと近づき、そっと濡れた唇を押し当てられた…ほんの一瞬のことだった…。
「この時代の女の人がどうなのか…私にはわからないわ…。でも私はあなたを愛しているの…あなたに触れていたいし、触れてもらいたい。いつも抱き締めて欲しいと思っているわ。開京に着いたらあなたと二人だけで即婚儀?望むところよ!そんな事で良いの?私があなたにお願いしたいくらいよ…他に願いはないの?」
チェ・ヨンは泣き笑いのような表情を浮かべ、ウンスの髪に顔を埋める。涙が溢れそうになるのを隠すかのように…
「何も…イムジャだけおってくれたなら、他に願いなど…何もない…」
「チェ・ヨン…私もよ。ずっとずっと私の側にいてね」
「……それを俺の願いとします…イムジャ。あなたのこれからの生、俺と共に歩んで欲しい…」
「えぇ…不束者ですが宜しくお願いします…」
チェ・ヨンは名残おしそうにウンスから離れ、先程から外で気を抑え控えていたテマンに声をかける。
「テマン…どうしたのだ!」
「は、はい!それが…隊長が!」
「隊長?チュンソクの事か?チュンソクがどうしたのだ!」
「こ、こちらに!」
「ここに来たのか?」
「は、はい!10名程を連れこちらに!」
「はぁ…確かに精鋭を連れて来いとは言うたが…まさかチュンソク自ら来るとは…それに朝、鳩を飛ばし…夕方には参るとは…どれだけ急ぎ参ったのだ!?」
チェ・ヨンはウンスを振り返り
「チュンソクは、イムジャに逢いに参ったようですね。全くあやつは!灸を据えねばならぬようです」
「ふふ、嬉しいわ。トクマン君の怪我も心配だし、みんなの所へ行きましょ?」
「はぁ…はい」












こんばんは

です
今日は、めっちゃ短くてすみません



もうね、会社でも書く暇なくって

そして眠くって死にそう


呑んでるEarlyTimesもね、久々に呑むと美味しくて(おっさんか

)
言い訳ばっかでごめんねごめんね~~ん
えっとその代わり、今日は参加させて頂いているグルっぽのPV

完成したのでご覧下さいね!既に見た方も多いかなぁ?アップし忘れてました~~

チームちまちまのメンバーでちまった画像をメロディーと共にお届けいたします
え~~私…頑張ったのですが…動画のアップがままならず
まだまだやね…
隊長のブログ&作ってくれたキョキョンさんのブログをアップさせて頂きます
ポチッとな
我等が隊長、くまみやさんのブログです
作ってくれたキョキョンさん
のブログ
ポチッとな
まだまだ第二弾、第三弾ございます

乞うご期待
ついでに先日のカレンダー
の作り方
お問い合わせがあったので…こちらで


まずこれが下地
次に背景をちまちま消したこれ乗せて
そして月の中に…この二人を載せて
境目にこのお花を入れ誤魔化しました

そしてこれが完成

ポチッとして頂けたら嬉しいですヨン


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)

=呑み過ぎ