見知らぬ己 23 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

二日後の事…


「チェ・ヨン!お帰りなさい…怪我はない?」
ウンスはチェ・ヨンに飛びつき思いっきり抱きしめる。いつもチェ・ヨンなら大丈夫と信じて待っていても、この瞬間まで心配なのは結婚した時から何一つ変わらない…。

「ただいま戻りました。はい、怪我などありませんよ。」
王への報告も程々に、後のことはチュンソクに任せ急ぎウンスに逢いたくて戻ってきた。ウンスを抱きしめその香を思いっきり吸い込み、やっと安心するのである。

ウンスはいつもの通り、チェ・ヨンが遠征から戻ってくると、怪我のチェックを始める。もう儀式のようなものだ。良く見ると左の腕貫きが斬られていた。

「切れてるじゃない!これ外して?……もう…少し縫わないと。痛いけど我慢してね?」

「はい…イムジャ、それよりソナとジフは大丈夫なのですか?」

「ええ、ソナさんの怪我は大丈夫よ…でもジフ君がね…。あれからも叔母様に毎日会いに行ってるんだけどお許しが出ないのよ…あの二人、本当に仲が良くてね。ソナさんが右手が使えないからって、御飯食べさせてあげたり、着物を着せてあげたり…本当にジフ君が優しいのよ。彼女と出逢ってだいぶ変わったわね…。チェ・ヨン、少し落ち着いたら叔母様に話に行ってあげてくれないかしら?」

「はい、そのつもりです。やはりそうでしたか…叔母上ときたら本当に頑固ですね。」


ー今回の捕物劇はこちらは一人の死人も出すことなく、無事に終息させた。同じ日、チュンソクにチョ・グァヌンの捕縛を任せ、海州の方はジフに報告を受けた時から丁組何名かを、商人の振りをさせ張り付かせていたのだった。



「はい、終わったわよ。この後また皇宮へ戻るの?」

「…いえ、イムジャに逢いたくて帰って参ったのです。少しお付き合いを…」




そう言うとチェ・ヨンはウンスを抱き上げ、寝屋へ連れて行くのであった。



**********

「また、来たのか。何度来ても同じこと…。約束を守れぬような奴にソナは任せられん。」

あれからジフは、暇さえあればチェ・尚宮のところに来て頭を下げ頼み込んでいるのだが、なかなか会う事すら叶わない。

やっと会えたと思えばこの調子…。

「チェ・尚宮様…では、別の頼みを聞いては頂けないでしょうか?ソナを現場から退かせ、指導者の方に回して頂けないでしょうか?」


「……その事なら私が前からソナに頼んでおった事。ソナが指導に回ると申したのか?何度言うても断っておったのに…」

チェ・尚宮は難しい顔をしていた。ソナは何度頼んでも、まだ自分の実力では人の指導など出来ない。もっと経験を積んでからと固辞しておったのに…。そんなにこやつが大事か。

「お前はなぜそのようにソナにこだわるのだ?お前ならどこの女でも好きに出来ように…」

「あいつが笑っていると俺も嬉しくなるんですよ。こんな風に思えた女は初めてで…。ソナの笑顔を守ってやりたいんです。」


「……指導者の件は、相わかった。直ぐにでも手続きをしてやろう。これで私も肩の荷が下りるというものだ。しかしお前とソナの事は…。」

「ありがとうございます!今はそれだけで十分です!これでソナが危険に晒される事がなくなります!俺に出来る事があれば、お手伝いしますので遠慮なく申しつけて下さい。夫婦の件はまた明日お願いにあがります!お許し頂くまで何度でも…。では失礼致します!」

ジフは飛ぶように走り去ってしまった。余程嬉しかったのだろう。チェ・尚宮は、その背中を見てつい微笑んでしまった。あやつがあそこまで変わるとは…許してやっても良いかもしれぬなと思い始めていた。




その頃…ソナは一人、起き上がり着替えてからチェ・尚宮の所に行こうと思っていた。ジフに甘えてばかりの自分が嫌だったのだ。自分の事は自分で…子供の頃からの癖になっている。父親に甘えた事もないので、甘え方すらわからない。

くっ…!

着替えようとするも、痛みで手が上がらない…。今回はかなり至近距離から射られたので深傷を負ってしまったようだ。何も出来ない自分に腹が立ち、涙が出る…。

バタバタっと走ってくる音がする。きっとジフだ。ソナは慌てて涙を拭いジフが入って来るであろう扉を、笑顔を作りながら見つめていた。

「ソナ!チェ・尚宮様がお前の任を解いてくれるそうだ!指導の方へ回れるんだ。夫婦の件はまだだが、それだけでも俺は嬉しくてお前に逢いたくなっちまって飛んできた…。ん?ソナ…お前泣いてたのか?何かあったのか?」

ソナの隣に座ったジフは、彼女の瞳に憂いを見つけた。

「あっ…何にもないわ。大丈夫よ…」

「ソナ、何かあるならちゃんと言ってくれよ。お前が一人で泣いてる時…それを俺がわからなきゃ意味ねぇじゃねぇか…俺なんか必要ないか?」

「違う!違うから…。ここに居て?…あなたにばかり頼ってる自分が嫌で…。自分もチェ・尚宮様にお願いに行こうとしたの。そしたら身体が思うように動かなくて… 。自分に腹が立って…。」


ジフはソナの細い身体を、そっと自分の中に囲い入れた。

「俺がチェ・尚宮様はなんとかするから心配すんな。もちろん逃げも隠れもしねぇ。この前言ったことは冗談だ。チェ・尚宮様に許しが貰えなきゃ、お前の父親も落とせないんだろ?だから、俺を信じて待ってろ。なっ?」


「えっ?どうして……ジフ…ありが…とう」

ソナは、自分の心の奥に引っかかっていた父親の事を…ジフが考えてくれていた…それが本当に嬉しくて、甘えるような仕草で、痛くない腕を彼の背に回し、着物をギュッと掴みジフに身を預けたのだった…。













こんばんは~

遅くなりました

やっとジフになら心を許し甘えても良いのかしら…と思えたソナでしたヨン





そして、私事ですが、昨日はちょっと本社の営業部のぶちょーに電話で怒られ珍しく凹んでしまいちまちまに没頭しておりました

しかし、優しい総務部のぶちょーが今の状況を改善しようと、人を入れても良いよと言うことになりました…が、ハロワから全く連絡ナッシング  誰か入って~

そして!スマホ肘改善策

スマホでブログ書いてる方はお試しあれ

iPhoneでパソコンをテザリングしてネットに繋ぎます

そしてアメブロのブログを書くの所まで行ったら、テザリングを切ります

な、なんととりあえずオフラインでも書けるんですヨン知らなかったのは私だけ

そして書き終えたら、またまたテザリングして繋いでUP、若しくは下書きへGO

そしてテザリングを切れば、ほとんどiPhoneの容量かからずパソコンでブログが書けました

ってなわけで、早いとこ治しますヨン



そして台風台風台風台風雷雷雨雨思い切り、うちの上空を横切る予定となってるみたいです   月曜日朝起きたら屋根がなかったらどーしよ

皆様もお気を付けてね

では




















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