翌朝…
朝の太陽がきらきらと2人を包み込み、昨夜開けたままの窓から、秋の香りを感じさせる風が優しく頬を撫で、恋人達を揺り起こす。
ソナはジフの腕の中、寝返りをうった…
(ん?あったかくて気持ち良い…)
いつもなら、音などしなくても他人の気を感じるだけで目が覚めるソナ…人と共寝するなど絶対出来ないと思っていたのに…ジフの温もりと暖かな寝息が心地良い…
2人は白々と空が明るくなる頃まで愛し合い、ほんの少し前に眠ったばかりなのだ。
微睡みの中ふっと目を開けると、目の前にジフの引き締まり均整の取れた身体があり、ジフの腕を枕にしている自分がいた…。彼の胸には良く見るとたくさんの傷跡がある。彼の強さや勘の良さは実践から来ているのだと改めて感じた。彼を起こさぬようそっと傷跡に触れ口付ける…
ソナの心と軀はジフの手によって、一夜で別人のように変貌を遂げた。先ほどまでの自分を思い出すだけで、軀の芯が痺れてしまいそうになる…何度ジフの手技によって、この身を熱くし歓喜の声をあげてしまった事だろう…
女としての自分が、軀の奥底から沸々と頭を擡げるのを感じ、もっとあなたが欲しい…そう思う自分に恥じらい驚いていた。女に生まれ、父にまで男であったら良かったのにと疎まれ、いつも悔しい思いばかりしていたソナだが、今日ほど女に生まれたことを嬉しく思えた日はなかった。
眩い光に照らし出され、自分が何も身に付けていない事に気付き急に恥ずかしくなり、散らばった着物を身に着けようと、ジフを起こさぬようそっと布団を抜け出そうとすると、突然ギュッとジフに抱きしめられた…。
「あっ…ごめん…起こしちゃった?」
「ん…いや…起きてた…もう少しこのままで居てくれよ。すげぇ気持ちが良いんだ、お前の軀…」頬にチュッと口付け、ソナの軀に脚を絡ませギュッと自分の腕の中に囲う。
「う ぅん… あっ、ねえこれ、こんなに…」
ソナの軀中には、昨夜ジフがつけた跡が赤い花びらが散ったように描かれていた。
「他に誰にも見せないんだから良いだろ?ソナ…お前の顔…一晩で妙に色っぽくなったな…」
「馬鹿なこと言ってないで、早く大護軍様のところに報告に行かないと…。」
「あぁ、そうだな…お前ともう一日くらい、こうして居たかった気もするが…」
ジフはそのままクルッとソナの上に乗り、ソナの反応を伺いながら、時間をかけてゆっくりと唇を合わせる。最後にもう一度…ソナを柔らかな女の顔に戻し、ニヤッと笑って布団から出る。
「はぁ……もう…」
2人は手早く身支度を整え、皇宮へ向かった。
***********
2人は、チェ・ヨンの前に跪く。
「2人ともご苦労であった。危険はなかったのか?ジフ、その顔はどうしたのだ?後でイムジャに診てもらうと良い。」
「たいしたことはございません。奴らに迂達赤だと気付かれてはおりませんのでご安心を。」
「そうか。して、チョ・グァヌンはやはり裏切っておったのか?」
「はい、相手は元の生き残りの者だと思われます。前回襲撃された場所…恐らく西京ではないかと…。三日後と言っておりましたので、明後日には襲うつもりでしょう。塩の方ですが海洲の港に着くようです。こちらは船のことなので日時ははっきりしておらず、奴らもそこで待ち、機を見て襲うとのことでした。」
チェ・ヨンはしばし考えていたが、テマンを呼びいくつか指示を与えてから、二人に告げる。
「2人とも、今日は休んでよい。チェ・尚宮にも言ってあるので心配は無用である。作戦決行には2人にも加わってもらうのでそのつもりで居てくれ。」
「はっ!ありがとうございます。あの、大護軍…実は折り入ってお話が…。」
ジフとソナは顔を見合わせ、微笑む。
「なんだ?」
「まぁ…いろいろありまして…急ではありますがソナと夫婦となることになりました。お許しいただけますでしょうか?」
「はっ?!誠か?お前の口から夫婦などと聞ける日がくるとは思わなかった…。またイムジャが先走り考えすぎであろうと思うておったのだが……そうか…。許すも許さぬもない。トルベが…トルベも喜んでおるであろう…お前の兄のトルベは俺のせいで命を落としたのだ…俺の心の迷いがお前の兄の命を奪ってしまった。どれだけお前に謝っても償いきれるものではない…。本当にすまぬ…。それゆえ俺は、トルベの代わりにお前の兄になろうと思い、今まで接して参ったのだ。実にめでたいことだ…ソナ、ジフを頼んだぞ」
チェ・ヨンの目にはうっすらと涙が潤んでいるようだった。
「はい、大護軍様、お任せくださいませ」
ソナはにっこりと笑った。
「もったいないお言葉…ありがとうございます…」
ジフはそんなソナを見つめた後、更に頭(こうべ)を下げた…。溢れそうな涙を、心の内に抑え込むまで…。
チャラッチャチャラ♪


イクラ
チャラッチャチャラ、チャン♪
おはようございます
(実はまだ世界仰天ニュースの時間ですヨン
予約投稿しました
おっ?二度目の地震です…
あかん…風呂入って寝ますね
落ちそうです
)
やっと楽天マラソン終わりましたね
きつかったぁ~~
昨日は(今日
)めちゃくちゃ出荷が忙しくて、自分の仕事が何一つ出来ない1日でした
シンイ廃人ではなくて
ただの廃人になりそうです
5分で飯食って、昼休みも3時のお休みもなく、トイレも行けず
明日はお休み…もしくはめっちゃ短いお話(いらないか
)かもしれません~

無になりたいのです~
楽しみにして下さってるのに、ごめんなさ~~い
ではでは
明日の分もアジャ~~
コメ返も少しお待ち下さりませ~~

気力体力養ってから出直しますね~~
皆様からの暖かなコメ、めちゃくちゃ私のパワーになってます
いつも本当にありがとうございます~
これこれ
味覇&愛用のめちゃくちゃ簡単便利な片栗粉でした

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