見知らぬ己 12 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

その時…

外で何かが破裂したような音が聞こえてきた!

「きゃー!」女達が、何事かと恐れ騒ぎだす。

「おい!お前達外を見てこい!」

チョ・グァヌンに言われ、警護していた男達は外へと出て行った。そこへ、ジフが酒を持ってやって来る。

「大変お騒がせ致しまして、申し訳ございません。今調べさせております。これは店からのお詫びのしるしでございます。それから、ソナでございますが、もう一席ご挨拶の場がございまして…。本日はこれで失礼させて頂きます。」

「おお、悪いな。ソナ、もう行ってしま…」

最後までチョ・グァヌンが話し終える前に、ジフがソナを立たせ背中を押して小走りに部屋を出る。

そのまま手を掴み、井戸のある所までやってきた。外は薄っすらと雲がかかった柔らかな月明かりに照らされていた。

「ねぇ、どうしたの?痛いわ…。何怒ってるのよ?まだ話の途中だったじゃない。襲う場所聞いてないのに…いいの?それにこの騒ぎは…何があったの?」

ジフは水を汲み上げ、懐から出した布を濡らしソナの手を拭い、首元もそっと拭いてやる。

「…大丈夫か?遅くなっちまって悪かったな。スリバンの奴らに頼んで、騒ぎを起こしてもらったのさ…日にちまで聞けばあとは俺がなんとかするから…。くそ、あんな奴に!」

「平気よ。あの位‥‥ほら、戻らないと…」

「平気じゃねぇだろ?!」

ジフはチョ・グァヌンが触れたソナの手、そして首筋に口付けをする。

ビクッとして逃げようとするが、ジフはそれを許さなかった。そのまま口付けをし、無理やり唇を割り舌を絡める。ソナはどう呼吸をしたら良いのかもわからず、精一杯抵抗したのだが、ジフはビクともしなかった…。

どの位そうしていたのだろうか…炎でも飲み込んだかのように、身体の奥が熱くなり、心も体も平衡感覚を失いかける。本能が危険を叫び、僅かに動いた左手でジフの顔を引っ掻いた。

「っつ!…ソナ、平気だったか?!どうなんだよ!?」

「はぁはぁ…」ソナは涙ぐんでいた…。

「…無理して平気なんて言うなよ…怖い思いさせて悪かった…。お前にとっちゃ、男なんてみんな同じだよな。俺も奴もただの助平な男だ。もうあの話も忘れてくれて良い…。俺みたいな中途半端な男に、お前が惚れるわけないよな…。お前と関わるのも、もうやめるから安心しろ。迷惑かけて悪かったな。はぁ……俺はちょっと頭冷やしてくるわ…馬は置いておくから…着替えもその中だ。大護軍には俺から報告しておくから、ソナはこのまま帰れ。」

背を向け歩き出そうとした時、背中にソナを感じた。


「あっ…待って、お願い、行かないで?ごめん‥‥本当はあいつに触れられて嫌で嫌でしかたなかった。鳥肌が立って吐き気がするくらい…全然平気じゃなかったの。あなたが来てくれてどれだけホッとしたか…でも大護軍様の命を守らないと、あなたが困るでしょ?だから必死に我慢した。…あなたに触れられるのは嫌じゃない…と思う…。今のは…その…初めての事だから、身体がおかしくなりそうで、ここが痛くて苦しくて・・・・引っ掻いたりしてごめんなさい…。それに、まだ決着がついてないのに、引くなんてあなたらしくないわ…」
  

「ソナ…それは俺に惚れたって白状したって事か?」

ジフが微笑みながら振り向いた。

「そ  そうは言ってないでしょ?」


月が黒い墨のような雲の中に陰り、漆黒の闇が辺りを包み込む。


その時2人は同時に何かの気配を感じる…ん?と2人は顔を見合せた…。2人…いや3人か?ジフは小声で話した。

「ちっ、この気配はあそこにいた、奴の手下のようだ…。やけにあっさりお前を諦めたと思ったらそういう事か。ソナ…お前は手を出すな…妓生が武術に長けてたら変だろ?」

「でも、剣もないのにあなた一人で…」

「大護軍は絶対に気付かれるなと言っていたろ?俺もあまり対抗したらおかしく思われる…。少しばかりやられてかるか…。お前は馬に乗ってすぐ逃げろ。良いな?」

「だけど…」

周りの男達がにじり寄ってきた。ジフを丁稚と思っているので、剣を抜く気配は今の所ない。

「たまには黙って守られてりゃぁ良いんだよ…。行け!」







こんばんは

ヨン&ウンスラブの皆様、2人がお休みでごめんなさ~~い

もうちょっとだけ、お付き合いを




ここは、ど田舎だからなのでしょうか?次男が予約もせず、本日飛び込みで行ってiPhone6に機種変
知ってましたか?128Gまであるんですよ知らなかったの、私だけ?

都内、3日も並ぶって大変ですね

しかしさすがにプラスはなかったので母は今日は断念ギャラクシー並みのデカさでしたね次男曰く、デカ過ぎて使いにくいと言っておりましたが、若干老眼の母には丁度のデカさでございました

まだこのiPhoneちゃん、9ヶ月目ですが、多分変えちゃいます

今日、h様お勧め!韓国語の本やっときましたメール便なのでチョイ遅かったですが、1回は読み終わりましたよ確かにわかりやすい

h様、素敵なお知らせありがとうでも、まだ覚えてないの~~     이←イ  기←キ 니←ニ  미←ミ 시←シ終わり( ー`дー´)キリッ 



お風呂入ったら、コメお返しに参りますねぇ~

では





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