見知らぬ己 11 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

「あら、ジフじゃないの…ずいぶん久しぶりねぇ。今日は寄ってかないの?今なら身体空いてるわよ。」


「ああ、今日は任で来たんだ。この恰好でわかるだろ?」


「相変わらず良い身体してるわね…今晩どう?」


「悪いな、俺もそろそろ妓房通いもやめようかと思ってな…。


「あら、好きな女でも出来たわけ?」


目的の部屋に行くまでの間、あちこちの妓生から声をかけられ、身体を撫で回されて誘われているジフ…。


(こいつはやっぱりこう言う奴なのよね!さっきとは、別人!どっちがこの人なの?)


「お忙しそうね…私に構わずどうぞ。私なら一人で大丈夫だから!


「何怒ってるんだよ。ヤキモチか?」


「!?違うわよ!なんであんたなんかに!」


「ふーん、じゃあ遠慮なく行ってくるか。」


「えっ?」


ジフの前をズンズン歩いていたソナが急に立ち止まり振り向いた。そこには腕を組んでニヤニヤ笑っているジフがいた。からかわれた事に気付き、髪に刺さっていた簪を投げユニの後を小走りに追う。


「待てよ…止まれって。ソナ」


無理やり手を掴み、自分の方を向かせ顔を覗き込むと、薄っすら顔を赤らめ頬を膨らませているソナ。なんとも可愛らしい。出逢った時はどちらかと言うと、無表情だったソナだが、今は色んな顔を見せるようになった。ジフが髪に簪を戻してやる。


「…そんな顔、他の男に見せんなよ。強いからって無防備すぎて危なっかしいんだよ。お前は…。だからほっとけねぇのかな…」


「もう、からかわないで!早く行かないと時を逃すわよ。」


「あぁ、そうだな。これに少しあの薬入れてくれるか?」と、小瓶を出すジフ。


「医仙様に頂いた睡眠薬?良いけど…何にするの?」


「念のためさ。じゃあ、隣にいるからな。何があれば必ず守るから。」


「大丈夫よ。行ってくるわね。」



ユニが立ち止まり目的の部屋に着いたのだとわかる。

「準備は宜しいですか?では開けますよ?」

「えぇ、お願いします。」


ユニが扉の外から声をかける。

「失礼致します。本日初お披露目となる妓生を連れて参りました。いつもご贔屓にして下さるチョ・グァヌン様にまずは、お見せ致したく参った次第でございます。まだまだ不慣れゆえ失礼もあろうかと存じますが、何卒ご容赦下さりませ。さすれど褥のお相手はまだ出来かねます。その点だけご了承頂けますでしょうか?褥のほうももちろんチョ・グァヌン様に水揚げをお願いしたいのですが、本日はそれまでのお楽しみと言うことでご容赦くださいませ。」

 

「おお、ユニ、今日は気分が良い!わかった!今日はこいつと褥に参るで良いわ!中へ入れろ!」と、隣の妓生の肩を抱き、合わせに手など突っ込み乳を揉んでいる。


「はい、有り難きお言葉にございます。ソナ、ご挨拶を…」


ユニの後で、俯き控えていたソナが顔を上げると、そこの室の雰囲気が一変する。ざわついていた者達が息を呑み、静けさが広がる。ソナは目踏みをはじめた。


(室の中には妓生が5人、そして太った男が2人…この2人か…で、チョ・グァヌンて奴が大臣ね?扉の入り口に2人、部屋の中にも角々に使えそうな男達が全部で4人。なかなか出来そうな奴らね…この服で勝てるかしら?いざとなったら医仙様にもらったこの薬を飲ませるしかないわね…)

 

チョ・グァヌンと呼ばれていた男の顔が本気に変わったのがわかる。 


「こっちへこい。」 


ソナが悠々と歩き、ふわりとチマをたくし上げ男の前へ座る。

 

「ソナと申します。以後ご贔屓にお願い致します。」と頭を下げる。


男に杯を出されたので、教わった通りに酒を注ぐ。チョ・グァヌンは一気に飲み干し、また杯を目の前に差し出された。酒を注ごうとしたら手首を捉まれ、思わず振り払い殴ってしまうところだったソナだが、何とか堪え引きつった笑顔を浮かべる。


(もう、なんなのよ!気持ち悪い…だから男なんて嫌いなのよ!)


「すみません、何か失礼を致しましたでしょうか?」 


「お前ほどの女子がなぜ妓生になど?」

 

「…両親が国を裏切ったと濡れ衣をきせられ、殺されてしまったのです…そして私はここへ売られてきました…」


 「そうか…今日は褥の相手は出来ぬと申したな?では次回参ったときにお前を水揚げしてやろう!良いな?おい!誰かおらぬか?」  


「はい。何用でしょうか?」


丁稚の格好をしたジフが入ってきた。ジフを知っている妓生達が、騒ぎ出しそうだったが、ジフが目で制した。

 

「この女子を他の男に水揚げさせるでないぞ!俺がこいつに男をというものを教えてやる!初者が俺は何よりも好きなのだ!楽しい夜になりそうだな!」


隣にいる男とニヤニヤ笑っている。


「申し訳ありません。ソナはまだ水揚げの方は…」

 

「今日ではない!次回参ったときでよい。その分までの金を払おう。」


 「…わかりました。そのようにさせていただきます。」 


「おおそうか!頼んだぞ!」


ソナと目が合うと不安げにしていた。ジフは小さく首を振り目だけで微笑んだ。


「チョ・グァヌン様…ではそろそろ仕事の話を…。」


と、もう一人の男が何かの箱を渡しながら話しかける。チョ・グァヌンが中身を確認すると、中は銀子だらけであった。


「おお、そうであったな。ソナ、こちらへ来い!酒を注げ。本当にお前は綺麗な顔をしておるなぁ」


肩を抱き、手など揉んでいる。


ジフが出て行くときに目の端にうつり、カッとなる自分を押える。大将軍の任は絶対なのだ。ソナ、すまん耐えてくれと心で謝る。


「チョ・グァヌン様、それで次回の荷の搬送なんですがどこを通りそうですか?」


 「前回襲った道と同じ道だ。どこを通ってもお主らに襲われるので、今回は同じ道を通ることにしたらしい…阿呆よのぉ。俺が教えているんだ…安全な道なんぞあるわけがないわ!は~はは!」


「さようですか?して塩は?」


「塩は今回は海州からくる。開京までは近いのでさほど時間もかかるまい。途中の山で襲うが良いであろう。」


ソナの手に口付けなどしている。鳥肌が立ち吐き気がしてくる。本当に腕をねじりあげ、殴り倒そうかと思った。


「そうですか!いつもありがとうございます。して、日にちは?」


「3日後には例の場所に着くであろう…。塩の方だが、そちらは船なのでなんとも言えぬな。お主が海州に人をやり張り付かせておけば良いであろう。           ソナ、もっとこっちへ来い


チョ・グァヌンがソナを抱き寄せ首筋に顔を近づけて来た!


ソナは最後まで耐えようと、怒りに震えながら我慢しようとしていたのだが‥‥。


その時…





こんにちは!なんだかだんだんツンデレから離れて行くような自分の好きなタイプに変身させちゃってる気がしますごめんなさ~~い


あ!そういえばiPhoneをiOS8にアプデしたのですよ容量が4.8以上ないと出来ないと拒否られ、なくなくシティーハンターinミノSSIを削除しました


泣く思いでアプデしたらなんと、ユーザー辞書がゼロになんで~~みなさま、気をつけてね~


シンイ用語(笑)やら顔文字やら、いっぱい登録してあったのに…仕方ないのでちまちま、3時間かけて登録しましたとも


それにアンスト出来ないアプリついて来まして私、これ大嫌いなんですよ。Androidの時もありましたけど。アンストは好きにさせて~~と叫ぶはるでした


今からau行ってiPhone6plus 見てきますね見るだけねでも交換したいなぁ~~下取りキャッシュバックでいけるかなぁ?


ではアンニョン







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