見知らぬ己 4 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

ジフは気付かれぬよう目元だけで笑った。ソナ…。印象的な女だ。武芸は恐らく武閣氏の中では、間違いなく一人秀でている。そして近くで垣間見ると、ジフから見てもその美貌には心奪われる。

まぁ俺には関係ねぇか…素人の女なんかめんどくせぇだけだしな…。

そうは、思ってみたもののソナの香りがジフを誘う…。医仙様とも違う…。なんの匂いだろうか…。太陽の香りか?そんな事を考えながら歩いていると、抱き締める手に力が入っていたようでソナの顔がもっと近くにきていた。ソナの顔が赤くなっているのがわかる…

ジフは、ふと足を止めソナの目を見つめた…なぜそんな事をしたのか、後から考えてもわからなかったが…俺らしくねぇよな…。そう、ジフはソナに口付けをした…いや正確にはしようとして思い切り頬をグーで殴られたのだが…。

ーいてっ!殴る事はねぇだろ?


ーあんたって噂通りの最低な奴ね!


ーどんな噂を聞いてるのか知らねぇが、女の方から俺に近寄ってくるんだ。だから付き合ってやってるだけだぜ。それ以上でもそれ以下でもない…。


ー私には関係ない事よ。早く典医寺へ連れてって。もうあなたと関わりたくないから…

ーはっ!同じ意見で良かったよ!全く面倒な女だな!        いってぇ!殴るなって!


両手の塞がっているジフは、またソナに平手打ちをされてしまった…。






その頃…


ー叔母上、あの女子は何者なのだ?


ー……気になるか?はは!テマンと同じだよ。正確には武閣氏ではない。私の私兵さ。大っぴらには出来ない仕事を陰でこなしてくれている。


ーかなりの腕前と見たが…迂達赤でも数名しか勝てぬであろうな…


ー当たり前さ。あの子の父親は有名な剣術の師範だ。名前は言えぬがな。2歳からオモチャの替わりに剣を持たされたのだ。柔術に関しても別の師範についていたようだ。15歳の頃には、毎月10日ほど山での一人修行をしておったらしい。小刀を投げ魚を採り、弓でウサギを狩る。男達に狙われたらあの剣術で追い払っておったそうだ。まぁ、父親の部下が気配を殺し近くで見守って居ただろうがな…。だからあの子は強いのさ。生きるためだけの武術ゆえな…。確実に相手を仕留める事が出来るのだ。


ーそれであの様な殺気を出しておるのか。あれでは隠れてはおれまい。


ー先程の事か?あれはわざとだよ。相手に怪我をさせないためのね。自分に近づくなと言うことさ。あの子の一番の得意技は気配を消すこと…スリバンもあの子には敵わないだろうよ。



ー…叔母上、何かの折にあの女子を借りても良いか?今はまだその様な事にはならぬと思うが…



ーははは、気に入ったか?構わぬ。お前の事だ。陛下の…この国のためであろう。ただソナ…あの子はソナと言うのだがソナを女子として使うのだけはせぬと約束してくれ。小さき頃より山での修行で男に襲われ、何事もなかったとはいえ男には辟易としておるようで、今だ全くもって男っ気がないのだよ。



ーあぁ、俺を誰だと思うておる。そんなことはせぬ。戦士として借りたいのだ。



ー大事にしてやってくれ。いずれ私の後を譲って武閣氏を率いていって欲しい女子なのでな…。



ーあぁ、わかった…。











おはようございます

なんと今は日曜日の朝ですねん

貯金魚しちゃいましたよ



そうそうジフ&ソナ姉

皆様のイメージで読み進めて言って下さいませ

私が2を書く前日に、るろ剣のDVD見ちまっただけでして


キム・ヒョンジュンでも小栗旬でも山田孝之でも岡田准一でもなんでも来いです

ソナ姉も、篠原涼子でもアンジーでもミラ・ジョヴォヴィッチでも、ジェニファー・ローレンスでも誰でもOK

お好きな2人で妄想して下さいね



では、またまた月曜日がやって参りました

今日も一日アジャ


追伸~私はかなりの匂いフェチでして…恐らく変態の域に到達していると思われ…。めちゃくちゃ鼻が利きますまぁ、基本困る事の方が多いのですが…

臭いのが人の3倍臭いのヨン…

ウンスから花の香りがする事を、小説で初めて知った時、おぉ~~と大興奮してしまった私は、お話にも良く使います

知ってますか臭いで相手を好きになるらしいですよだから、兄弟の匂いは臭いと感じるのだそうです好きにならないようにね

そんな事を考えつつ、ソナ姉も香り付きにしてみました香りって良いですね

では

興味のある方は読んでみて
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