イムジャはやっと起き上がれるようになって典医寺へ診療に行った。
俺のせいで迂達赤の奴らが次々と怪我をして典医寺へ行く。なんでだろう?前はこんな事はなかったのに…。イムジャはそう不思議に思っていたようだ。
でも、奴らはイムジャが診ようとすると逃げてしまうらしい。当たり前か…。あれだけ俺が全力で脅しておいたのだから。
何かみんなの嫌がる事でもしてしまったのかと、本気で悩み落ち込ませてしまっていたようだ…。すまぬ、イムジャ…
その次の日、明らかにイムジャは体調が悪かった…。頭も喉も痛くて身体も怠いと出掛けに言っておったのに、俺が止めるのも聞かず典医寺へ…。あの時川に飛び込み、今頃風邪をひいてしまったようだ…。
でも医員の任は休まないイムジャ…。それは天界にいた時から変わらぬようである…医師なので自分の体調は後回しにする…悪い癖だ。
かなり熱があるのだろう。頬を赤く染め、身体も薄っすらと桃色に染まっている…。熱を帯びた瞳は潤み、キラキラと輝いている。そして吐息は、どこまでも甘い囁きに聞こえてしまう…。美しく妖艶にさえ見えてしまうその姿…
ウンスの周りに居た医員や迂達赤の奴らは、イムジャをボーッと見つめていたのだが、ハッと目をそらす。
俺が典医寺に様子を見に来たからだろうな。ちっ!こいつら…凝りねぇな!!
はぁはぁと息を継ぐのも苦しそうなウンス。
何も言わず、怒ったようにウンスを抱きあげ、典医寺のウンスの部屋へ連れてきて寝台へそっと寝かせる…
ーイムジャ!熱があるのでは?医員でない俺からみてもわかる!
ーはぁ…はぁ…ごめんなさい…はぁ…たぶん風邪をひいて熱があ……
チェ・ヨンはウンスの口をふさぐ。
ーこんなに熱い…だからイムジャを、ほっとけねぇんだよ…。こんな艶っぽい姿を他の奴らの前で晒すなんて…はぁ…イムジャ…
ーえっ?…あ…本当にごめん…。今日はもうここで寝てるわ…
ーイムジャは…俺だけを見ていれば良いのだ…俺の事だけ考えてくれ…
ーふふ、いつもそうしてるつもりよ…でも私は医者だから…
ーまたあなたはそんな事を…。しょうがないお人だ。今日は俺がずっとイムジャの側にいます…俺のせいだから…
ーでも、チェ・ヨン…お仕事は?大丈夫なの?
ー俺の任務をこなせる代わりは居るが、イムジャの夫は俺だけだ…。こんなあなたをどこにも一人じゃ行かせられない…俺に風邪をうつせば良い…
ーありがとう…チェ・ヨン…
しっかりチェ・ヨンに風邪をうつしたウンスは二日後には絶好調…チェ・ヨンは5日も熱にうなされたそうな…。男は熱に弱いからね!でもウンスに付きっ切りで看病してもらい、風邪もたまにはひいてみるもんだと、ほくそ笑むチェ・ヨンでした…。














おはようございます

ジフのツンデレ考えて居て、これもしチェ・ヨンならと妄想したのですが…

やはりうちのヨンっぽくない気がして…

本当は
"側にいてやるよ"とか
"俺だけ見てりゃあいいんだよ"
など使用したいのですが、合わないような…
どっちかと言うとジフっぽいでしょ
どっちかと言うとジフっぽいでしょ
あり?でした
やっぱりなし?
やっぱりなし?
そもそもツンデレにすらなってないとか(´-ω-`;)ゞ



以上、ただのお試し作品でした




すみません










すみません





今日も1日ファイティン


にほんブログ村