ーいらっしゃいませ。お一人様で?ご指名はございますか?
ー俺は、チェ・ヨンと申す…。俺を知っておるか?
ーチェ…チェ・ヨン様…大護軍の、チェ・ヨン様でいらっしゃいますか?う、うちの店などに、な 何か御用でしょうか?
チェ・ヨンの愛妻家振りは有名で、妓生などには見向きもせぬと誰もが知っていたのだ。
ー店主に会いたいのだが、おるか?
ーは はいっ!こちらへ…
こやつ、何をそんなに慌てておるのだ?この店、何か悪どい事でもしておるのか?
ーささ、どうぞ…
ー失礼する。
ーこれはこれは大護軍様。こんな所へ何用でございましょうか?
だいぶ稼いでおるようだ…。でっぷりと太ったこの男、目が笑うておらぬな…。ビクついて居る。やはりこの店、何かあるのか…?
ー頼みがあって来たのだ。
ーどのような…?
ーこちらにピョルと言う娘が売られてきたであろう。その娘を買い上げたいのだが…。
ー何故あの娘の事を?まだ店にも出しておらぬのに…
ーちと、訳があってな…これだけあれば足りるであろう…
そう言って、家が一軒建つほどの金を放り投げる。
こいつは…もう少し出させるか?へへへ。
ー大護軍様、あの娘はまだまだこれから稼ぎ頭になりそうなうつくし…ひぃぃ~!!
チェ・ヨンは鬼剣で、店主の吸っていたキセルを顔ギリギリの所で切り落とす!
このようながめつい男は、イムジャではないが少し脅すに限るな。
ーなんだ…これだけ払うても不服だと申すのか?
ーい いえ、とんでもございません!これで結構です。
ーあの娘の借金の証文を渡せ!
ーは、はい…。こちらです…。
ー今後一切あの娘に関わるな。次に真っ二つになるのは、お前だからな。わかったか!
ーは、はいっ!わかりました!
チェ・ヨンは、店を出る時考えて居た。やはりこの店、怪しい。迂達赤に調べさせよう…。あいつにやらせるか…死んだトルベの弟のジフ。兄に似て女には強い。まだ若いが腕もたつ。
さて、イムジャと子供らに土産でも買うて帰るとするか…。饅頭が良いかな…。
トクマンくんファンの皆様

おはようございます

仕事中思い付いたお話ですがもう少しお付き合いを…
もちろん、ウンスとチェ・ヨンも絡ませますのでお許しを~
もちろん、ウンスとチェ・ヨンも絡ませますのでお許しを~
えっ
仕事しろって
仕事しろって
たまにはやってますよ……

さて、弁当弁当

今日も1日アジャ


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