向日葵 5 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

チェ・ヨンは、ピョルの居た妓生の館に着いた。中に入ると、咽ぶようなおしろいの匂いと、香が炊かれた香りで吐き気がする。

ーいらっしゃいませ。お一人様で?ご指名はございますか?


ー俺は、チェ・ヨンと申す…。俺を知っておるか?


ーチェ…チェ・ヨン様…大護軍の、チェ・ヨン様でいらっしゃいますか?う、うちの店などに、な    何か御用でしょうか?


チェ・ヨンの愛妻家振りは有名で、妓生などには見向きもせぬと誰もが知っていたのだ。


ー店主に会いたいのだが、おるか?

ーは  はいっ!こちらへ…



こやつ、何をそんなに慌てておるのだ?この店、何か悪どい事でもしておるのか?


ーささ、どうぞ…


 
ー失礼する。


ーこれはこれは大護軍様。こんな所へ何用でございましょうか?

だいぶ稼いでおるようだ…。でっぷりと太ったこの男、目が笑うておらぬな…。ビクついて居る。やはりこの店、何かあるのか…?

ー頼みがあって来たのだ。


ーどのような…?


ーこちらにピョルと言う娘が売られてきたであろう。その娘を買い上げたいのだが…。


ー何故あの娘の事を?まだ店にも出しておらぬのに…


ーちと、訳があってな…これだけあれば足りるであろう…


そう言って、家が一軒建つほどの金を放り投げる。


こいつは…もう少し出させるか?へへへ。

ー大護軍様、あの娘はまだまだこれから稼ぎ頭になりそうなうつくし…ひぃぃ~!!


チェ・ヨンは鬼剣で、店主の吸っていたキセルを顔ギリギリの所で切り落とす!


このようながめつい男は、イムジャではないが少し脅すに限るな。

ーなんだ…これだけ払うても不服だと申すのか?


ーい  いえ、とんでもございません!これで結構です。

ーあの娘の借金の証文を渡せ!


ーは、はい…。こちらです…。


ー今後一切あの娘に関わるな。次に真っ二つになるのは、お前だからな。わかったか!


ーは、はいっ!わかりました!


チェ・ヨンは、店を出る時考えて居た。やはりこの店、怪しい。迂達赤に調べさせよう…。あいつにやらせるか…死んだトルベの弟のジフ。兄に似て女には強い。まだ若いが腕もたつ。

さて、イムジャと子供らに土産でも買うて帰るとするか…。饅頭が良いかな…。









トクマンくんファンの皆様
おはようございます

仕事中思い付いたお話ですがもう少しお付き合いを…もちろん、ウンスとチェ・ヨンも絡ませますのでお許しを~

えっはてなマーク仕事しろってはてなマーク
たまにはやってますよ……

さて、弁当弁当
今日も1日アジャ







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