長い夜…26 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

風が吹く日も好きだし雨が降る日も好きよ。
ちょうど雨が降り始めた瞬間が一番好きかな。。
雨の滴が一粒、ふた粒おでこに落ちて来た時、あれって空を見上げるでしょ?
その瞬間……
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ウンスの声が聞こえてきた…

チェ・ヨンは薄れかけた意識の中で、暖かな温もりを感じていた。
ポツリ…ポツリと頬を暖かな水滴が濡らす。イムジャ…泣かないで下さい…俺は大丈夫です。

チェ・ヨンは重たい眼をゆっくりと開いた…

ウンスの涙かと思ったが、雨だった。
雨はだんだんと勢いを増して降ってくる。
その暖かな雨でチェ・ヨンの凍てついた身体は解け始めていた。

少し体が動く様になり、辺りを見回すと…先ほどまでなかった黄色い小菊が辺り一面覆い尽くしているではないか…!
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そして、手元には苔生した瓶が…チェ・ヨンは左手でゆっくりともちあげ、右手は隠しの中のウンスにもらったアスピリンの瓶を掴み、二つを比べてみた…

同じ物だ…苔むした瓶の中には天界の文字が書かれた紙が入っていた…

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괜찮아요…大丈夫よ……イムジャ!

チェ・ヨンは全て理解した…

やはりイムジャは100年前に行ってしまわれたのだな…たった一人で…そしてこの瓶を埋め小菊も…イムジャが生きていると俺がわかるように…俺のために100年前に…!…くっ!
俺のせいだ!!キ・チョルなどに遅れを取り…奴は…?

俺は何度あなたに命を救われたのか…

今もイムジャの声で、死の淵から呼び起こされたのですよ…

そしてイムジャは今、ここへ…俺の元へ戻ろうと、諦めず必死に闘っておられるのでしょう…  どうか無茶をなさらずご無事でお戻り下さい!

俺はまだまだやらねばならぬ事があるのですね?イムジャとお逢いする前の俺には戻りませぬゆえ、ご安心を…
まずは、この地を元より取り戻してみせましょう…いつイムジャがお帰りになっても良いように…

ここでお待ち致しております…ユ・ウンス…


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おはようございます雨

九州地方の皆様、雨の被害は大丈夫ですかはてなマーク

とてつもなく降って居るようであせる


こちらは、チェ・ヨンを解かした位の雨が降ってます雨

ここのシーン見たかったですね汗

回想シーンの変わりに入れてくれたら良かったのにパンチ!

雨の日曜日音譜掃除する気も起こりませぬゆえ、のんびり過ごしましょうぞ!?

では、アンニョンべーっだ!