ウンスの取引…2 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

ウンスは、開京に戻る間中、キ・チョルと話すチャンスを狙って居たのだが、キ・チョルはその、全てをこと如く無視した!
もう、本当にムカつく!

そしてウンスはキ・チョルの屋敷に到着し、またあの部屋に鍵をかけられ閉じ込められてしまって居た。

途中、チェ・ヨンは宮殿へ連れて行かれてしまった。道中では、町の人達がチェ・ヨンを指差して罵倒していた。

違う!彼は何もしていない!
そう叫びたかった…

どうしよう…不安が募るばかりだ…今この瞬間にも、チェ・ヨンさんが死刑にされているかもしれない?…この時代は裁判なんかないみたいだから、王の一声でも即決よね…王様が誤解してたら?
肉を削ぐって?そんな事を人が人にできるわけ?本当に最悪な時代ね!
あの人は大丈夫かしら?
私しか本当にあったことは知らないのよね?なんとかしなくっちゃ!
それにしても、あの蛇男…視線も身体も冷たけりゃ心も冷たい冷酷人間!ほんの少し話しぐらい聞いてくれたって良いのに…

江華島から移動する間、何度も話があると言ったのに!

ウンスは開かないとわかっていたが、扉を開けようと乱暴に押してみた。

ガチャガチャ!

はぁやっぱりびくともしない。
ため息ばかりが出る…

最後にチェ・ヨンをみた光景が何度も何度もフラッシュバックしていた。

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彼は私を見つめ、とても刹那げな目をしていた…何が言いたかったの?怒ってはいなかったわ。呆れてたのかしら…
きっと、もうこんな私のことなんか、守ってなんかくれないわよね…私からあなたの手を離して、その胸の中から逃げ出してしまったんだもん…でもあの時は全てが信じられなくて…怖くて…ごめんなさい。あなたの命は私がなんとしても守るわ。それまで無事でいて。
早くキ・チョルと話をつけないと…
ウンス、あなたはいつも一人だったでしょ?大丈夫よ!いつもの私に戻って。守られる事に慣れすぎてしまった?私らしくないわね…キ・チョルと対等に渡り合える筈よ。カンナムの美容整形外科医でしょ?!

後方で扉が音を上げて開いた…

まさかチェ・ヨンさん?もしかして助けに…?

ーお待ちかねです。

千音子だった…明らかにがっかりした自分がいる…

ウンスはチェ・ヨンの事を考えながら長い回廊を歩いて居た。

あの時…私を抱きし…いえ違うわね
、きっと私にすがりついたの…それなのに私は冷たく撥ねつけ逃げ出した…

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“私に従ってくれ”
”そばにいろ”
“離れて居ては守れない”
今ならこんなにそばに居て欲しいのに…
チェ・ヨンが居なくて、ホントに心細い…
この世界に連れて来られてから、彼にいつも守られて居たのだと、ウンスは改めて感じていた。あの時も…

この扉の前で、XーWOMANから、盾一つで私を守ってくれた。キ・チョルのお酒の毒味もなんのためらいもなく…私は彼に何度命を救われているの?

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一度だけでも恩を返さないと!ウンス、強気よ!

ウンスはキ・チョルのいる部屋にようやく通された。XーWOMANが、頑張れとばかりにウィンクをする。

膝が震えてきた…
ウンスは椅子を足で蹴り、その椅子に足を乗せ、強気のポーズ?をとった。

ー空腹でしょう。軽食を用意しました。

キ・チョルがにこやかに食事を勧める。


ー態度が随分違うじゃない。この前はお前だの、にせものだの、生首にしてどこだかに吊るすだの、言いたい放題だったのに!今日はなんなの?食事に毒でも混ぜたの?

どういう魂胆なの?急に…

ーふっ  医仙を殺すなら毒など必要ありません。天の医員に毒を盛るなどありえませんな。

ーそれなら、どう殺す気なの?

殺す気はないと言うことなの?
チェ・ヨンさんも?

ーどうぞ、おかけ下さい。

ー座らないと殺す気?

絶対言うことなんか素直に訊かないんだから!この毒蛇男!!

ーあ、監禁したことを怒っているのですか?

そうよ!!わかってるくせに!

ー私は話があると何百回は言い続けたわ!!話したいとね!完全にシカトして部屋に閉じ込めて!!はっ!今更なに?

こんなもので強気になるかしら…

さすがにヤンサが口を出す。
ー恐れ知らずの女子め!偉そうにしおって!

キ・チョルがまぁまぁと制止する。

ーまぁ…医仙にお願いが…

何よ…お願いって…また治せない病人連れてくるんじゃないでしょうね?

ーはは~ん、お願いがあるから急にビジネス顔になったわけね?ビジネスのディール(取引)は得意よ!

そういってやっと席についた。

ー私からもお願いがあるの。先に“カード”を出して。 カードよ…

あ~わからないわね…

ー札よ。

緊張で手が震えてくる…

キ・チョルがヤンサに合図する。
ヤンサが、木箱とウンスの手術道具をテーブルに持ってきた。

ー私のだわ!典医寺にあるはずなのに盗んだの?

えっ?じゃあこれを取りに帰った“爆発頭くん”はどうしたの?あの子にも何かしたんじゃ…だから来なかったの?

ヤンサが木箱を開けると…

ウンスの目はその箱の中身に釘付けになる…っ⁈これは⁈まさか…何故ここに⁈

キ・チョルやヤンサはウンスの動向に嘘がないか、観察している。
ウンスの顔色が変わったのを見逃さなかった。

ーこれ…

ーお分かりか?

ウンスは木箱に入っている錆びた手術道具を手に取った…

ーどうしたの?なぜここに?私のじゃない…

手に取ったメスには…MADE  IN  KOREAと書かれていた…
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っこれ…どう言うことなの?この錆の付き具合からしてかなり古いことは間違いなさそう…
私の他にタイムスリップして来た医者がいるってこと?

ーこれは?なぜ?何なの?

ウンスの震えが止まることはなかった…
なぜか無性にチェ・ヨンに逢いたかった…


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おはようございますラブラブ

このシーン!!初めに観た時は、ちょっと鳥肌たったんですよあせる

そう来るのかぁ~ってアップ

私がお金払って観に行く映画は、SFとかファンタジー、アクション物ばかりで、タイムトラベルなんて大好物ですドキドキかなりの本数観てますよ得意げ
ただ、タイムトラベルは複雑で(まぁ、今の段階では不可能な事なので、歴史を弄ったら実際どうなるか…な~んて誰にもわからないですもんね)、バックトゥーザフューチャーシリーズとか観た方はわかるかな?
一歩間違えると大変な事に…あせる
もう一つの錆びた手術道具…興奮しました(笑)



前に、信義について色々ググってた時に、ブログだったかなはてなマーク
その方は、私とおんなじでした音譜
DVDにメイキングはいらない!
だって作り物と思って観てないから…
しかもメイキングで本数稼ぎ過ぎパンチ!
ちゃんと2話ずつ入れてよパンチ!って(笑)

私も作り物と思って観てないんですよドキドキ
花男にしてもそう。F4は、ジャンディに逢えなかったら、どんな大人になっちゃってたのはてなマーク逢えて良かったねーなんて本気で娘に話したら、ドラマだから汗とあっさり切られましたあせる

やっぱり私は妄想おばちゃんなのかなあせる

ってなことで、今日も一日アジャパー


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