もう、本当にムカつく!
そしてウンスはキ・チョルの屋敷に到着し、またあの部屋に鍵をかけられ閉じ込められてしまって居た。
途中、チェ・ヨンは宮殿へ連れて行かれてしまった。道中では、町の人達がチェ・ヨンを指差して罵倒していた。
違う!彼は何もしていない!
そう叫びたかった…
どうしよう…不安が募るばかりだ…今この瞬間にも、チェ・ヨンさんが死刑にされているかもしれない?…この時代は裁判なんかないみたいだから、王の一声でも即決よね…王様が誤解してたら?
肉を削ぐって?そんな事を人が人にできるわけ?本当に最悪な時代ね!
あの人は大丈夫かしら?
私しか本当にあったことは知らないのよね?なんとかしなくっちゃ!
それにしても、あの蛇男…視線も身体も冷たけりゃ心も冷たい冷酷人間!ほんの少し話しぐらい聞いてくれたって良いのに…
江華島から移動する間、何度も話があると言ったのに!
ウンスは開かないとわかっていたが、扉を開けようと乱暴に押してみた。
ガチャガチャ!
はぁやっぱりびくともしない。
ため息ばかりが出る…
最後にチェ・ヨンをみた光景が何度も何度もフラッシュバックしていた。
彼は私を見つめ、とても刹那げな目をしていた…何が言いたかったの?怒ってはいなかったわ。呆れてたのかしら…
きっと、もうこんな私のことなんか、守ってなんかくれないわよね…私からあなたの手を離して、その胸の中から逃げ出してしまったんだもん…でもあの時は全てが信じられなくて…怖くて…ごめんなさい。あなたの命は私がなんとしても守るわ。それまで無事でいて。
早くキ・チョルと話をつけないと…
ウンス、あなたはいつも一人だったでしょ?大丈夫よ!いつもの私に戻って。守られる事に慣れすぎてしまった?私らしくないわね…キ・チョルと対等に渡り合える筈よ。カンナムの美容整形外科医でしょ?!
後方で扉が音を上げて開いた…
まさかチェ・ヨンさん?もしかして助けに…?
ーお待ちかねです。
千音子だった…明らかにがっかりした自分がいる…
ウンスはチェ・ヨンの事を考えながら長い回廊を歩いて居た。
あの時…私を抱きし…いえ違うわね
、きっと私にすがりついたの…それなのに私は冷たく撥ねつけ逃げ出した…
“私に従ってくれ”
”そばにいろ”
“離れて居ては守れない”
今ならこんなにそばに居て欲しいのに…
チェ・ヨンが居なくて、ホントに心細い…
この世界に連れて来られてから、彼にいつも守られて居たのだと、ウンスは改めて感じていた。あの時も…
この扉の前で、XーWOMANから、盾一つで私を守ってくれた。キ・チョルのお酒の毒味もなんのためらいもなく…私は彼に何度命を救われているの?
一度だけでも恩を返さないと!ウンス、強気よ!
ウンスはキ・チョルのいる部屋にようやく通された。XーWOMANが、頑張れとばかりにウィンクをする。
膝が震えてきた…
ウンスは椅子を足で蹴り、その椅子に足を乗せ、強気のポーズ?をとった。
ー空腹でしょう。軽食を用意しました。
キ・チョルがにこやかに食事を勧める。
ー態度が随分違うじゃない。この前はお前だの、にせものだの、生首にしてどこだかに吊るすだの、言いたい放題だったのに!今日はなんなの?食事に毒でも混ぜたの?
どういう魂胆なの?急に…
ーふっ 医仙を殺すなら毒など必要ありません。天の医員に毒を盛るなどありえませんな。
ーそれなら、どう殺す気なの?
殺す気はないと言うことなの?
チェ・ヨンさんも?
ーどうぞ、おかけ下さい。
ー座らないと殺す気?
絶対言うことなんか素直に訊かないんだから!この毒蛇男!!
ーあ、監禁したことを怒っているのですか?
そうよ!!わかってるくせに!
ー私は話があると何百回は言い続けたわ!!話したいとね!完全にシカトして部屋に閉じ込めて!!はっ!今更なに?
こんなもので強気になるかしら…
さすがにヤンサが口を出す。
ー恐れ知らずの女子め!偉そうにしおって!
キ・チョルがまぁまぁと制止する。
ーまぁ…医仙にお願いが…
何よ…お願いって…また治せない病人連れてくるんじゃないでしょうね?
ーはは~ん、お願いがあるから急にビジネス顔になったわけね?ビジネスのディール(取引)は得意よ!
そういってやっと席についた。
ー私からもお願いがあるの。先に“カード”を出して。 カードよ…
あ~わからないわね…
ー札よ。
緊張で手が震えてくる…
キ・チョルがヤンサに合図する。
ヤンサが、木箱とウンスの手術道具をテーブルに持ってきた。
ー私のだわ!典医寺にあるはずなのに盗んだの?
えっ?じゃあこれを取りに帰った“爆発頭くん”はどうしたの?あの子にも何かしたんじゃ…だから来なかったの?
ヤンサが木箱を開けると…
ウンスの目はその箱の中身に釘付けになる…っ⁈これは⁈まさか…何故ここに⁈
キ・チョルやヤンサはウンスの動向に嘘がないか、観察している。
ウンスの顔色が変わったのを見逃さなかった。
ーこれ…
ーお分かりか?
ウンスは木箱に入っている錆びた手術道具を手に取った…
ーどうしたの?なぜここに?私のじゃない…
手に取ったメスには…MADE IN KOREAと書かれていた…
っこれ…どう言うことなの?この錆の付き具合からしてかなり古いことは間違いなさそう…
私の他にタイムスリップして来た医者がいるってこと?
ーこれは?なぜ?何なの?
ウンスの震えが止まることはなかった…
なぜか無性にチェ・ヨンに逢いたかった…
このシーン
初めに観た時は、ちょっと鳥肌たったんですよ
初めに観た時は、ちょっと鳥肌たったんですよ
そう来るのかぁ~って

私がお金払って観に行く映画は、SFとかファンタジー、アクション物ばかりで、タイムトラベルなんて大好物です
かなりの本数観てますよ
かなりの本数観てますよ
ただ、タイムトラベルは複雑で(まぁ、今の段階では不可能な事なので、歴史を弄ったら実際どうなるか…な~んて誰にもわからないですもんね)、バックトゥーザフューチャーシリーズとか観た方はわかるかな?
一歩間違えると大変な事に…

もう一つの錆びた手術道具…興奮しました(笑)
前に、信義について色々ググってた時に、ブログだったかな

その方は、私とおんなじでした

DVDにメイキングはいらない!
だって作り物と思って観てないから…
しかもメイキングで本数稼ぎ過ぎ

ちゃんと2話ずつ入れてよ
って(笑)
って(笑)私も作り物と思って観てないんですよ

花男にしてもそう。F4は、ジャンディに逢えなかったら、どんな大人になっちゃってたの
逢えて良かったねーなんて本気で娘に話したら、ドラマだから
とあっさり切られました
逢えて良かったねーなんて本気で娘に話したら、ドラマだから
とあっさり切られました
やっぱり私は妄想おばちゃんなのかな

ってなことで、今日も一日アジャ


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