あの時のウンス…2 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

いつの間にか、あの時のウンス…1が消えてましたあせる何かブログ初心者の私がやらかしたようですね汗
なので、消えた小さな命…17の、きっとあったであろう一場面より…






ウンスは火手引の話しを胸に刻み込み、キ・チョルの元へ向かった。。

あの~すいません!誰かいませんか?
もう、昔の屋敷ってなんでこんなデカイのよ!それでなくても方向音痴なのに…

あっ!あなた!そこの失礼なおじさん!えっと名前なんだっけ?ヤンサって呼ばれてたっけ?ちょっと待ってよ!あなたに話しかけてるの!そう!ヤンサさん。

キ・チョルさんはどこかしら?
とっても大事な話があるんだけど…

えっ?何かって?
おじさんには教えられないわよ!
聞きたいなら私をキ・チョルさんのところに連れてって!はっ?無理ってどう言うことなのよ!大事な話なのよ!

もう埒が明かないわね!自分で探すからもう結構よ。ちょっと触らないでよ!

ウンスは中庭に出て大声をあげた。

キ・チョルさ~~~~~~ん!!
どこですか~~~?

キ・チョルさ~~ん!!

大声を張り上げると、千音子と一緒に慶昌君様のいらした部屋からキ・チョルも出てきた。


キ・チョルさん、大事なお話があるんだけど。
えっ?忙しいから帰ってからにしろって?どこに帰るのよ。話しを聞いてくれるまでどこにも動かないわよ!少し、ほんの5分で良いから話しを聞きなさい!

ウンスの足は震えてた…

強気で…強気よ、ウンス。

慶昌君様のことよ!ねえ、ちょっと止まってよ!慶昌君様は誰かに毒を飲まされたの!ねぇ、聞いてるの?
出立の準備があるって?
どこにいくの?私とチェ・ヨンさんも?
ねえって!その位教えなさいよ。


ウンスはキ・チョルの前に立ちはだかり、歩みを止めようとしたが、スイッと避けられて、どんどん先に歩いて行ってしまい、走っても追いつかない…あ、見えなくなってしまう…


ちょっとどこにいくのよ!チェ・ヨンさんは謀反なんかおこしてないんだってば!王様一筋よ!
あの家から出たのだって、知らない人達に襲われて助けるために仕方なくなの!
私がずっと一緒だったんだから。証言するわよ!彼をどうする気なの?

ウンスは必死にキ・チョルを追い掛け話しをしようとしたが、千音子に阻まれてしまう。

ねぇ!聞いてる~~?

はぁ、見えなくなっちゃった…
どうしたら良いんだろう…
彼を助けてくれとストレートには言えない…。弱みを見せる事になる。

キ・チョルと取引するしかないわね…
材料を考えないと…

はぁ~ウンス!頑張って!チェ・ヨンさんの運命を元に戻さなくちゃ…


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