何かブログ初心者の私がやらかしたようですね
なので、消えた小さな命…17の、きっとあったであろう一場面より…
ウンスは火手引の話しを胸に刻み込み、キ・チョルの元へ向かった。。
あの~すいません!誰かいませんか?
もう、昔の屋敷ってなんでこんなデカイのよ!それでなくても方向音痴なのに…
あっ!あなた!そこの失礼なおじさん!えっと名前なんだっけ?ヤンサって呼ばれてたっけ?ちょっと待ってよ!あなたに話しかけてるの!そう!ヤンサさん。
キ・チョルさんはどこかしら?
とっても大事な話があるんだけど…
えっ?何かって?
おじさんには教えられないわよ!
聞きたいなら私をキ・チョルさんのところに連れてって!はっ?無理ってどう言うことなのよ!大事な話なのよ!
もう埒が明かないわね!自分で探すからもう結構よ。ちょっと触らないでよ!
ウンスは中庭に出て大声をあげた。
キ・チョルさ~~~~~~ん!!
どこですか~~~?
キ・チョルさ~~ん!!
大声を張り上げると、千音子と一緒に慶昌君様のいらした部屋からキ・チョルも出てきた。
キ・チョルさん、大事なお話があるんだけど。
えっ?忙しいから帰ってからにしろって?どこに帰るのよ。話しを聞いてくれるまでどこにも動かないわよ!少し、ほんの5分で良いから話しを聞きなさい!
ウンスの足は震えてた…
強気で…強気よ、ウンス。
慶昌君様のことよ!ねえ、ちょっと止まってよ!慶昌君様は誰かに毒を飲まされたの!ねぇ、聞いてるの?
出立の準備があるって?
どこにいくの?私とチェ・ヨンさんも?
ねえって!その位教えなさいよ。
ウンスはキ・チョルの前に立ちはだかり、歩みを止めようとしたが、スイッと避けられて、どんどん先に歩いて行ってしまい、走っても追いつかない…あ、見えなくなってしまう…
ちょっとどこにいくのよ!チェ・ヨンさんは謀反なんかおこしてないんだってば!王様一筋よ!
あの家から出たのだって、知らない人達に襲われて助けるために仕方なくなの!
私がずっと一緒だったんだから。証言するわよ!彼をどうする気なの?
ウンスは必死にキ・チョルを追い掛け話しをしようとしたが、千音子に阻まれてしまう。
ねぇ!聞いてる~~?
はぁ、見えなくなっちゃった…
どうしたら良いんだろう…
彼を助けてくれとストレートには言えない…。弱みを見せる事になる。
キ・チョルと取引するしかないわね…
材料を考えないと…
はぁ~ウンス!頑張って!チェ・ヨンさんの運命を元に戻さなくちゃ…

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