長い夜…14 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

チェ・ヨンは辺りを伺い、危険がないか確認した後、馬から荷物を降ろした。

ー寒くありませぬか?
毛布をもう一枚取りウンスを包んだ。
そして、食事の用意をする。
食事と言っても簡単な物だがないよりはなしだ。腹が減るとイムジャは機嫌が悪くなる…

ウンスが自分でやるわと手を出すと、その手を掴まれ饅頭を持たされた。

ーこれでも食べてて下さい。イムジャに包みを渡したら全部食べてしまうでしょ?
3日とは言いませぬが、せめて明日の昼位まではこれで何とかもたせたいので…。目立たぬ道で行くと、やはり店はあまりないですから、ご辛抱下さい。

ウンスは得意のおねだりポーズで…

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ーお願い!あと1個だけ!ねっ?だめ?

惚れた弱みである…饅頭1個で嫌われたら困るので…

ーはぁ~…一つだけですよ…

とウンスに饅頭を渡す。いつもウンスのおねだりには負けてしまう…近衛隊の隊長が…

チェ・ヨンも一つ食べる。
ウンスを見ると、両手に饅頭を持ち、幸せそうに食べている。
つい顔が緩む…
ウンスに水の入った水飲みを渡し、話を
切り出した。

ーそういえば、三つ目の華佗の形見はわかったのですか?やつがキ・チョルから奪いそのままだったのでは?

ーあ~、それがね、、返してもらってきたみたいで、昨日キ・チョルが馬車の中で見せてくれたの…
……私の世界を覚えてるわよね?私に初めて会った部屋…

ーはい、おぼえております。

ーあの時、私が話してた部屋の私の後ろに大きなモニター…あ~えっと、大きな動く絵があったでしょ?

ーはい、あれはイムジャが操られていたように思いましたが…

ー大正解!私がこのくらいの小さな機械…ん~~道具を操作していたの。
さっきの馬車の中か部屋のキ・チョルの荷物の中にきっとまだあると思うんだけど…
それが、華佗の三つ目の形見なの…
私の時代では、色々な種類が売られているわ。でもそれは確かに私が使っていたメーカーの物と同じだった…チェ・ヨンが来た日に使ったものと同じものだと思うわ…
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ー今はお持ちではないのですよね?
あの青い袋には入っていないんですね?

ウンスはウンウンと頷く。

ーでは、やはり天門をくぐり一度天界へ戻り、いろいろ道具を持ち帰りここへ戻ろうとしたが、100年前に行ってしまわれたと…3つともそれを示しておると言うことですね?

ウンスはブルっと身震いをした…
チェ・ヨンがここへとウンスを呼んで、包んでいた毛布を自分にもかけ、ウンスの肩を抱き髪に口付けた。

ーそうとしか言いようがないの…
私の他にここに来た医者が居なければね…

ウンスは悩んでいた…戻らなくても、大丈夫なのだろうかと…もちろん100年前に飛ばされたいわけではない。
今この時は、もう出来上がってしまった時間だから変わらないのだろうか?
でも、この先私の周りの人たちの歴史は変化していかないだろうか?
また、死にかけたりしないだろうか?
チェ・ヨンを守らなければ…
この人が生きていてくれるなら、この人を守れるなら、たとえ100年前に行ったとしても…
あの時の占い師の言葉がふとよぎった…
ー天が定めた縁…1年の長い旅…過去の男(過去過ぎね!600年前の男だなんて!)
縁には、出逢えた。彼は天の定めた時空を超えて出逢った私の愛する人。ようやく出逢えたの。あの占い師、信じてもいいかしら?1年の旅か…もし100年前に行ったとしても1年で戻れるかしら⁈
って言うか、戻ってみせるわ!!そうなったとしても!彼の元へ…必ず!


雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨


アニョハセヨ~ラブラブ

雨が激しく降っているみたいで、皆様のお住まいの所は大丈夫でしょうか?
この辺は川の増水があるみたいです。
自然の脅威ですね…

今日は本編進めたいなと思ってます。
でも時間かかるので少しだけかもあせる
まずiPhoneでFC2観てノートに台詞を書いて、次にDVDを観て一時停止繰り返しつつ、私の好きな方をBluetoothでiPhoneにつないだキーボードでカチャカチャ汗汗
でも、楽しい妄想タイムでもあり…

では、雨にお気を付けて!!