長い夜…13 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

チェ・ヨンは二人も乗せ、かなりの距離を走り、疲れているであろうチュホンをそろそろ休ませたく、場所をさがしていた。

少し行くと、草が生い茂り横には小さいが川が流れ、ウンスを隠す事も出来よう大きな木もある、なかなかの場所を見つけた。
ウンスを起こさぬよう、ゆっくりとチュホンの歩を緩め、二人を結わえていた紐を解く。イムジャをどうしようか…


うーん?揺れが小さくなったわね。もう駅に止まる?次で下りなきゃ!乗り過ごしちゃうわ!これ最終なんだから…!あーーもう呑み過ぎなのよ!またタクシーになっちゃうじゃない…ウンス!

ウンスはまだ半分眠っているのに、長年の癖で、立とうとし、その両足には何も触れるものがなく、空を踏み、前に倒れそうになる。

慌てたのはチェ・ヨンだ!この方はいきなりどーしたのだ?!

すかさずチェ・ヨンがウンスを支えたのだが、ウンスが目を覚まし頭をあげたもんだから、チェ・ヨンの顎を強打した!

ーいたっ!?

ーいててててっ!はっ!夢だったのね。終電乗り過ごしたかと…あははっ。チェ・ヨン大丈夫?

自分の頭をさすりながら後ろを振り向くと、唇が切れていて、少し涙目のチェ・ヨンが居た。

ーチェ・ヨン、大丈夫?…麻酔なしで縫った時も、刀で斬られていても痛いなんて言わなかったのに…そんなに私の頭堅かった??ププッ!
唇から血が出ちゃったクスッ!ほんとにごめんね、今消毒するからね。

この人から痛いなんて初めて聞いたわ。
笑ったらプライド傷つくわよね。顔がにやけちゃうけど、我慢よ、ウンス…ププッ!


そう言って、チェ・ヨンに支えてもらいながら、チュホンの背に後ろ向きに座り直し向かい合うと…

チェ・ヨンの両頬を包みこみ、自分の方に引き寄せ、軽くキスをしながら、優しく舌で血の出た所を舐め、吸い取ってゆく。。
唇から離れ、
ーんー止まったみ…

そこまで言うと、チェ・ヨンに口を塞がれた…いきなり唇を割り舌を絡めてくる。まだ少し彼の血の味がする。

この人はどうして…はぁ…
キス一つでこんなにも私を虜にする…どこで覚えたの?こんな甘いキスを…

彼の手が胸元に滑りこもうとしていたので、両手で止めた。
だが、ビクとも動かない。力で敵う相手ではなく…


私はだんだん力が抜けてしまい倒れそうになるのをチェ・ヨンが腕を取り抱き寄せてくれた。

ー大丈夫ですか?
チェ・ヨンが嬉しそうにクスッと笑いながら聞いてきた。

ーはぁ…チュホンから落ちたらあなたのせいよ!力が抜けちゃったじゃない。ここで休むの?じゃ、降ろして。チュホンがゆっくり休めないわ。お腹も空いたし私達も少し何か食べましょ?かなり体力回復してきたわ。うんうん!お酒はダメよねって…あー!そんなに睨まなくても冗談よ…冗談…


チェ・ヨンは先にチュホンから降り、ウンスはチェ・ヨンの首を抱き寄せ、そっと両腕で抱えられチュホンから降ろされた。
チェ・ヨンはウンスを抱いたまま、木の下へ行き、ウンスを包んで居た毛布を取り下に敷き、そっとウンスを降ろした。

ーありがとう。

チェ・ヨンはウンスを見て微笑みながら、2頭の馬を繋ぎ、休ませた…





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おはようございます合格

寝不足が祟り汗

昨夜は11時には落ちてましたあせる

明日はやっと休みなので、花男見ながら

書き溜めようかなとひらめき電球

嬉し楽し金曜日ドキドキ

お天気はイマイチですが、気分は

晴れやかに晴れ

今日も一日ファイティンチョキ