「イハラ・ハートショップは日本一すごい本屋です。」永江朗とインパクトのある帯が本にはついています。
「どれどれ、どれほどすごいの?」ということで
詳しくは本を読んでからということになりますが、
「住民100人の山奥の本屋さん。店長の井原万見子さんのお話」です。
山奥の本屋という状況に文句を言うのではなく、自分の住む環境を愛し、「本屋でこんなことしたら皆喜ぶだろうな」ということを考え、実現させていきます。
私は4年前から甲府に戻り、商店街で本屋をしていますが、
「何とかなる」と思う一方で、「衰退していく商店街の小さい本屋が生き残れるのか」と
不安になることもありました。(今はやりよう次第で生き残れると思ってます。)
この本の状況から考えれば、人の多さ、インフラ等まだまだ恵まれている方ですよね。
小さな本屋だって、できることはたくさんあるはずです。
否、小さな本屋だからこそ、面白いってことがあるはずです。
そんな一面も垣間見ることができます。
そして一番印象に残ったことは、本屋が「楽しい遊び場(同時に職場)」
であることを、実践して目の前に繰り広げていく、井原さんの情熱と行動力と明るさです。
どの職場でも大事なことは同じなのですね。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032179651&Action_id=121&Sza_id=A0