お客様からこんな本を見せて頂きました。表紙にあるように商店街の歴史が書いてあります。
とはいっても、かなり昔(30年位前?)に発行された本です。(書いてる私は30代)
社長に聞いたら「うちにもどこかにあるはずだ」と言ってました。
中を覗いてみると、まあ懐かしい。
ご近所さんの昔の姿や、すでになくなってしまった店舗なども・・・
とにかく、「今じゃ考えられない」人通りの多さです。(正直ちょっと羨ましい・・・)
いかにこの辺りが変わったかが分かります。
時代は移り変わるのに、商店街がその時のままでは衰退するはずです。
今でも「人通り」さえもどせば、「昔のようになる」という人もいますが、実際はなりませんよね。
(長くなりそうなので、後日少しずつ)
さて、そんな中に当店の昔の写真も。「おおっ」と思わず声に出てしまいました。
確かに私が小さい時はこうだったですね。
「この時代はこのスタイルでいいんだよな。今はどうだろう」と、しばし思う。(これも長そうなので、また後日)
でも一番の感じたのはその「歴史」です。
90年を越えてるって、正直すごいよなと。
大正7年。創業した時はどんなだったろう。
ひいおじいさんはどんな人だったんだろう。
どうして本屋をはじめたのだろう。
戦争の時はどうだったんだろう。
たまに感じる「本屋をしている幸せ」を感じられるのは、
正に長年途絶えさせずに続けてきた先代のおかげなのですね。感謝です。