山梨中央銀行(本店)で「県政クイックアンサー」なるものを見つけました。どういったものか、読んでみたものを要約してみると、県民の感じていること、要望、アイディアを、この用紙に書いて投函すると(切手はもちろん不要)、県庁の担当部署がそれに答え、また知事も必ず拝見するとのことです。昔、歴史で習った「目安箱」に出したものに、返答がくるみたいなものでしょうか。この取組みは昔からあったかどうか知りませんが、最近、県の取組みについて関心が出てきたので、とても興味深いものでした。
県広報番組、新聞、テレビのニュースを見聞きして感じることや、自分の住んでいる中心街のことも含めて色々出てきそうですが、いざ書いてみようと思うと何を書こうか考えてしまいます。ちょっと頭を整理してから書いてみようと思います。
その中で意気を感じるのは「意見を受信してから1週間以内にご返事を投函します」の一行でした。
書く以上、レスポンスがないと書く気力がわきませんものね。(一方的なファンレターのような愛があれば別ですが・・・県民はそうあるべき?)
しかも、返事の投函は「1週間以内」ですよ。返答といっても「参考になりました。」の一行だけでもないでしょう。「お返事くる!」これって投函する楽しみがありますよね
一点気になるのは、どれくらい投函があるかということです。
これを書くのは、そもそもこういうことに興味のある人(少人数)になりがちですが、今回はそれ以外の人にも興味を持ってもらいやすいのではないでしょうか。というのは、文面から気軽さとフレンドリーさを感じます。文面からこういう印象を受けると書きやすいですよね。
それによって書いた人は書く以前と以後では、返答次第で県への関心は全く違ってくるでしょうね。とても良い取り組みだと思いました。山梨県政を支える県庁と、山梨県で生活する県民が「繋がっている感」の育成というものでしょうか。県の仕事(そこで働いている人)というと、あまり良く分からないので、何処か他所の(自分と直接関係のない)世界という感じもしますが、実は身近な存在であって、生活が繋がっているんだというのが、こうこうことをきっかけに自分も分かればいいです。
欲をいえばデザインが硬い感じですので、もうちょっとやわらかければ、もっと目をひくし、手に取りやすいし、書きやすそうですが、それは「県の威厳」という面からも、難しいのでしょうか。(何だか早速意見してしまってます・・・)
山梨県のホームページ(http://www.pref.yamanashi.jp/)や、FAXからも受け付けているとのことでした。
県について気になること、ご意見してみてはいかがでしょうか。
「県政クイックアンサー」についてのお問い合わせは下記の通りです。
山梨県広聴広報課 電話 055-223-1336