先生方の言葉で印象に残っている言葉。
「それまでの学校経験を背負ってみんな集まってきているので、
最初によく聞かれたのは『ずるい』という言葉でした。
あの子は遊んでる、ずるい。
あの子はこれをやってない、ずるい。
でも、だんだん『人は人、自分は自分』という感覚が育ってきたようで。
そのうち、『ずるい』は聞かれなくなりました」
「ずるい」という言葉が出てくるときって、
自分が何かを我慢している時ですよね。
自分がやりたくないことをやっている時、他の人にもそれを強制したくなる。
「ずるい」がなくなったのは、
自分がやりたいことがわかってきたからじゃないかなあ。
それはすごく大事なこと。
自分を知るプロセスとして、一歩踏み出してる感じがします。
日常的に自分と対話しなくてはいけない。
それってタフだけど、
自分が本当に望んでいる幸せへのプロセスでしょうね。
まとめ。
正直、
「行かなきゃよかった・・」
という気持ちが湧いてきたくらい
私のマインドにフィットした場所でした。
だって今すぐ移住はできないから。泣
教頭先生がおっしゃったように、
普通の学校にないものもあるけど、
あるべきものもなかったりします。
(プールとか。笑)
それでも、私は
「何かができるからその人の価値があるのではない。
その人はいるだけで、すばらしい」
このベースになる価値観一点で、
あ~ここにいたいなあと思いました。
(教頭先生、質疑応答中に何度もこの価値観のスライドを表示しました)
日本の一般的な学校は「成長」を目標にします。
「成長するのが良いこと」として、子供たちの集団をまとめてきました。
成長を目標にするということは、今の自分を否定することです。
成長しろ、ということは、「今のあなたではダメ」というメッセージを伝えることになります。
そして、だれかが作ったゴールを目指せ、ということです。
私が今までの学校に違和感を持つのはこの点です。
成長を強制したり、努力しないと困るぞ、と脅したり・・・これらに私の興味はありません。
その子のありのままを受け入れ、聞き、待ち、支える。
これができる場所を見つけてしまいました。
我が家の状況では
移住のハードルは高く、現実的ではありません。
まずは現状でできることを考えたいと思います。
たくさんのヒントをもらえたので!
こういう場所が日本にできたということ、
本当に本当に、大きな一歩だと思います!