おじいちゃん、おばあちゃんとの思い出は?
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自分の祖父は2人とも私が生まれるずっと前に亡くなっているので写真でしか見たことがありません。
長生きしたのは90才まで同居していた父の祖母。
我が家では「おばあさん」と呼んでいた私のひいばあちゃんです。
母の仕事の帰りが遅いときなど、おばあさんの部屋で話をしました。
小学校初めての運動会で私が失敗をした話をしたときは、優しく慰めてくれました。
亡くなる数ヶ月前まで頭もしっかりしていました。
生まれ育った佐渡ヶ島を思い出し、「びわが食べたい」というのが最後の希望でした。
北海道では枇杷は獲れず、しかも真冬。
缶詰でも良いからと、親戚みんなで探しまわりましたが、口にすることなくおばあさんは旅立ったのでした。
小学1年生の私には枇杷が印象付けられました。
「どんなに美味しいものなんだろう?」
初めて枇杷を食べたのはその後15年も過ぎてからでした。