知らぬ間に埋め込まれた
決まり事
「約束は守るモノだ。」
両親も祖父母も
近所のおじちゃんおばちゃんも
友達も先生も
みんなが言ってた守ってた
ある日の僕は気付いてしまった
みんながやってた笑ってた
「約束は破る為にある事。」
知らないフリして誤魔化して
一生懸命謝って
見上げてみれば空は笑ってる
そうこうしてるウチに
いつの間にか覚えた[嘘]
日を増す毎に磨かれて
輝くほどに仕上がった
大嫌いな嘘に囲まれて
今では幸せな偽り生活
脱け出せない蟻地獄で
足掻くことを覚えて
朱に交わってみれば赤くなって
気付けば蟻地獄に可愛がられて
そこで覚えた最強の技が
[愛想笑い]
誰も知らない僕の顔
キミだけに見せたあの日
初めて知った
本当の[笑顔]の意味…
そして僕はその日から
ひたすら歩き出した
真実の扉を探し求めて…
。
それが色褪せないのは
偽りじゃないから
間違いと過ちと
遠回りを繰り返し
辿り着いたのは
キミの笑顔
触れた温もりが
温めたのは互いの身体
だけど
それだけじゃなくて
満たされた胸の奥
満たされた筈の心
キミの笑顔が
教えてくれたんだ
一緒に歩くことで
違って見えた景色
覚えた近道
忘れたくて遠回り
忘れてたあの道
忘れたくなくて遠回り
記憶と未来が
行ったり来たりを繰り返す
朝が眩しくて
朝を待ち詫びて
部屋の隅っこ
繰り返す眠れない夜
遠回りの不安な日々
今夜もまだまだ
眠れそうにない…
。

