[ 運命論 ]運命とは時を選ばずして訪れるモノ遥か古より定められし目の前の逃れられぬ現実に虚偽と真実だけを刻んだ時間…それが"運命"というモノなのだ僕の目の前を風が強く吹くのもキミの大きな欠伸も舞う雪を太陽が照らすのも夢にまで見たいつかの夜も…全ては僕らの為に在ると…そう思ってたコトも… 。
[ 感覚 ]視覚が空回りする夜と宵の間にポツリ ヒトリ また歩き出した「もう後悔は嫌だ」ってだけでそれだけで…ただ それだけで…味覚がわからなくなるくらい交わした口付けは あの日を目印にした栞の様キミのその声はこの耳に笑顔と涙と吐息とが首筋を撫でる感覚…目を瞑れば研ぎ澄まされる核心体中を這うように触れれば駆け巡る魅惑の旋律キミの香りか揺れる突き抜ける情熱の塊鋭く光る刃を操る様に噛みついた喉元を抉る艶めかしくも優しい横顔睨むように見つめれば脈打つ痺れた神経がその温もりに動けない閉ざした瞳 溢れた雫過去に混じって雨に混じってその雨音を聞きながら微睡みの中で光を浴びた閉ざした心 溢れた想い過去に混じって夜に混じってその風の音を聞きながら暗闇の中で光を浴びた心の奥に響くキミの声を聞きながら光を浴びながら…幾つもの薄っぺらい夢を重ねた夜をめくりながら光の向こうに夢見る様に僕は明日を待った… 。