毎週土曜日は、18時までの間に「名探偵ポワロ」を楽しみます。


アガサ・クリスティが創造した、ミス・マープルと並ぶ名探偵の1人。

なんで、ホームズは好きじゃなくてポワロやマープルが好きかと考えたら、単純にタイプの違いですね。


信念型を強く持っている自分には、「ホームズが道をステッキで叩いてる」で事件が解決してしまうのは納得がいかなかった。

思考型のエラリー・クインのように、読者への挑戦状とまではいかなくても、ある程度のヒントで一緒に考えられるワクワク感は取っておいてほしい。


コナン・ドイルと僕とのタイプと、養育者のあり方の差が好き嫌いに影響してると思います。



で、名探偵ポワロです。

アガサ・クリスティの原作では、感情を押し殺してる思考・信念ってのが伝わってくる作品です。

ポワロには、思考・信念の不適応が見られたり、登場人物仕事中も口八丁手八丁な反応型への冷たい無理解、Aが働いてないC優位で理屈じゃなく気持ちに振り回される感情型への冷たい眼差しなどが見受けられて、ちょっと凹むんですが。


ドラマ版では、程よく適応的に描かれていて紳士的です。

デヴィッド・スーシェが演じて声を熊倉一雄氏が吹き替えてます。

思考・信念に程よく感情が付け加えられていて、人間味あふれるポワロが出来上がってます。


感情型のヘイスティングス大尉や思考型のミス・レモンとのやり取りにも違和感がなく。

ドラマ化したスタッフに、敬意を表したくなる内容です。



適応論を学んで、タイプの傾向が解ると。

今までは奇抜なキャラクターだからで、飲み込んでいたことが、タイプの特徴だからこうなるよねと引っかからずに楽しめる。


ミス・レモンとヘイスティングスのやり取りには、タイプの違いからくるミスコミが見られるネガティブなものと、お互いに人間として尊重して敬意を持って接してる適応的なところがあるとか、心理を学んでから見るとまた面白く興味深く見られる、その鑑賞に耐えるドラマになっています。


充分に、僕のPが満足したところで、今夜のメインイベント21時からのBSプレミアムに行く前が。

RC大爆発の映画「ナチュラル・ボーン・キラーズ」です。

テレンス・マリック監督の「地獄の逃避行」(オマージュ)や「テルマ&ルイーズ」「トゥルー・ロマンス」とかと同傾向です。


チャールズ・スタークウェザーの事件については、どこかで調べてもらうとして。

CPが強すぎな環境から逃れたい全ての人に送る映画。

感情を我慢しすぎて、敵意憎しみ攻撃性に変わってしまってたら、この映画を見て少しでも感情を感じてほしい。


首輪がキツく締められていて、家族や学校までしか行動範囲がないようにリードで繋がれたような苦しさを感じてるなら、出来たらみて欲しい映画です。


なんて、書いたけど改めて10年振りに見て思うのは、見るのはお勧めしません。

理由については、改めて後日まとめて書きます。




この映画を見た高校生の頃の僕は、世界が全て敵で理解者は友人と少数の関係者だけって感覚で、道ゆく人も自分に対して敵意を持ってみていると、フロイトの防衛機制で言う「投射/投影」を起こしていました。


いつもは、我慢している攻撃性を発散させてくれてたのがホラー映画や、アクション映画より過激なバイオレンス映画でした。

これらを見る事で、やり場のない過剰な攻撃性が溜飲を下げることが出来ていたと思います。



もしこれを見て、職場のうっさい上司への感情がスッキリしたり、口うるさい親との日常を耐えるよすがになったなら幸いです。

ただ、見ても全然変わらないって方がいらっしゃったらご連絡下さい。


少しでも、自分が楽になる方法を探してみませんか?

感情処理でストレスケアをするようになったら、残酷表現がお陰様で苦手になったので、顔を背けながら当時の自分の感覚を思い出しながら鑑賞します。





頭脳警察の「ふざけるんじゃねえよ」を聴きながら