こんにちは!

英国視察出発まで、いよいよ一週間を切りました。

視察参加スタッフは、関係各所との最終調整で冷や汗をかいていますが(笑)、

とても実り多き視察になると、確信しています。

 

ブログでも「今年7月に、英国視察へ行きます!」と、お伝えしてきました。

今年7月、英国視察決定!駐日英国大使館にて、訪英前の事前学習会を実施♪

法務省:Spring英国視察を全面バックアップ♪

視察前勉強会〜日本の性犯罪規定とイギリスの性犯罪規定の比較・基本の「き」を学ぶ〜

 

準備期間約4ヶ月…準備万端で行ってまいります!

 

そこで今日は、「なぜ、私たちは英国視察へ行くのか?」を

お伝えしようと思います。

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(ロンドン観光も♪やりたいことが、たくさんありすぎてどうしましょう…^^;)

 

以下に、少し堅い内容で書きましたが。

要は、被害者支援先進をの実際に見て話を聞いて、

日本社会に還元する方法をさらに考え実行していこう、

ということです。

 

 

【タイトル】

不同意性交を犯罪とするイギリスで性暴力刑法・被害者支援について学び、その内容を日本社会に還元するスタディツアー

 

【目的】

ロンドン市内において以下の関係者・機関を訪問し話を聞く。

・不同意性交を性暴力とする法律がどのように運用されているのか、その効果についてなどの疑問が解ける

・日本社会の性暴力・性犯罪に対する市民意識の向上啓発につながる

・ロンドンにおけるサポートシステムを取り入れる。

  1. 性暴力専門の弁護士・検察官・裁判官に会い、性暴力刑法について学ぶ。

  2. ロンドン市内の被害者支援機関を見学し、そのサポートシステムについて学ぶ。

  3. BBCスタッフに会い、メディアの立場からどのように被害者を支援しているか学ぶ。

  4. 国会議員(MP)・官僚に会い、性暴力刑法・支援システムについての考えを学ぶ。もし議員・官僚とコネクションがあれば訪問先候補に含めたいので、ぜひ連絡をとってみて頂けますと幸いです。

【趣旨】

イギリスは不同意性交を性暴力とする法律を制定。市民の意識も日本とは格段の開きがある。(本人の同意がない性交は暴力であり犯罪と一般的に考えられている、日本:泥酔していたら同意していると思われても仕方がない30%)。一方、不同意性交を性犯罪としたことで、有罪率が下がったという報告もある。実際にイギリスの法律、システムを学び、学びの内容を報告会、映像配信などを通じて日本社会に還元し、日本の未来を共に考える。

 

【背景】

先進国では同意のない性行為が性犯罪という概念にシフトしてきているが、法体系や司法運用システムも異なり日本には当てはまらないという批判も大きい。日本の刑法でも根幹は不同意性交であり、外形的に明らかになるように暴行脅迫要件を採用しているという説明もある。実際に不同意性交を性暴力とする法律を制定したイギリスで、法律と司法運用、支援の仕組みを学び、性犯罪を防止・適切な運用をするためにどのような法律が必要なのかを考える必要がある

 

 

絶賛、資料と格闘中!

 

準備期間は、毎月1回日本チームmtg、月1英国チーム合同Skypemtg などを重ね、

Springを支える在英日本人の会(ボランティアの皆様)を中心に、

関係省庁のご担当者の皆様と関係を構築してきました。

 

視察はしっかりしつつも、楽しんできます!

10月には報告イベントを開催しますので、お楽しみに★

 

 

▼お問い合わせ先:一般社団法人Spring事務局

info@spring-voice.org

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