前回の出産レポ①のつづきです。
日をまたぎ、
AM2:50
なるべく体力温存しようとベッドでウトウトしながら陣痛を耐えるが、
ここら辺から陣痛が呼吸法でも声を漏らしてしまいだんだんパニックになるほどの痛さに。
とにかく腰が痛い。砕けるように痛い。
湯たんぽで温めることで軽減されましたが、一人では腰をさするのには限界がある!
ここで旦那さんに連絡。
陣痛の合間に必死で送ったライン。
「痛みがあり得ない。腰が破裂しそう。もう来てほしい。」
旦那さん→即既読になり家を出発!
AM3:30
2回目の内診。
子宮口6センチ!
助産師さん「うん!いい感じ!腰の痛みも、だんだんお尻の方に下がってくるからねー!」
私「まだ6センチですか😭この調子だといつ頃産めそうですか?」
助産師さん「うーん。早くて朝の8時頃かなぁ。」
前夜20時から7時間以上耐えてるのが辛すぎて心の中であと3時間以内では産みたいと思っていた私は、
最短でもあと5時間もこの痛みを耐えるのかと思うと心が折れました
そして、この内診によって痛みの強さがレベルアップ!
陣痛間隔も3〜5分ほどに


AM4:00 旦那さん参戦!
とっくに憔悴してる私は旦那さんに喋る余裕はなく、ただ陣痛がきたら腰をさすってもらいました。
陣痛開始
私→ヤバイくる!すー!ふぅーーーぅ!すー!ふぅぅぅぃぃたああぁぁあ!!!!
旦那さん→かなり強めに腰をさする。押す。
陣痛終了
私→ベッドに倒れこみ、寝る(気絶?)
旦那さん→優しめに腰をさする。
この流れをエンドレス。
でも、腰をさすってもらうだけでだいぶ痛みが和らげたので助かったー!
AM5:00
自分はしないだろうと思っていたけれど、ついに毎度の陣痛で叫ぶように
腰の痛みがお尻の方に下がっている間隔が全然来ていないことに気づき、
お産が進んでないのではないかと不安になりつつ内診希望。
助産師さんからは、子宮口は正確に何センチかは教えてもらえず、このままいけば朝の10:30には産めるかなー?とのこと。
えっ?さっきは8:30って言ってたのに?
全然進んでないやんー!!!
と、さらに心が折れました



私「10:30まで耐えられないー!私死んじゃうよー!!!8:00までに産みたいよー!早く出てきておチビー

」
旦那さん「大丈夫だよ!頑張ろう!!!」
この時、旦那さんは私があまりに辛そうで泣きそうになったそうです。笑
このとき私はベッドで横向きに寝ながら陣痛を耐えていましたが、
お産を早く進めるには座った方がいいと助産婦さんからのアドバイス。
しかし、座る体制になるのはとても無理
せめても、と思いたまに四つん這いになって陣痛の波を耐えたりしながら食いしばりました。
AM6:00頃?
あまり記憶に無いですが陣痛間隔は恐らく1〜2分間隔に。
少しでも早く赤ちゃんが下りてることを期待し再度内診。
ここで、まだ子宮口全開大ではないけれど、分娩室に移動することになりました

陣痛の合間にスリッパを履く余裕もなく裸足でササーッと分娩室へ移動。
分娩室が明るくて、あぁ朝になったんだと実感。
ここで助産婦さんから、
「自力でトイレ行ける?行けそうになかったら尿取るために管入れるよー。」
色んな人のブログで尿の管を入れるのは痛いと聞いていた私は全力で拒否!
陣痛の合間にトイレを済ませることに成功!笑
そして、分娩室で2時間ほど変わらず陣痛を耐える。
この時は毎度陣痛のたびに発狂しまくってました!
AM8:00
変わらず腰が砕けるように痛いが、
少しずつイキみたい間隔が訪れる。
「イキみたい感覚がきました!!出してもいいですか?!」
助産婦さん「うん!進んでる!もうすぐ先生も来るし、もうイキんでいいよー!」
そして、人生初の出産のためにいきむ。
先月出産した知り合いから、
「いきむ感覚は、ウンピを出す間隔と一緒だよー!」
と言ってたことを思い出し全力でウンピを出すことに集中する。
息を吸って、吐いて、吸って、ふんーーーっ!!!!!!!!!!
陣痛の痛みを我慢せず、その痛みの分もおもいっきり息を止めて踏ん張っていい!!
これ、今までの痛みを息を吐くことで流し我慢するのに比べだいぶ楽でした!
「上手ー!!この調子でいこう!!」
「うまい!このままだと8時代で生まれるかもー!!」
助産婦さんからもイキみかたを褒められ、
これを何度も繰り返すこと30〜40分、
一人しかいなかった助産婦さんが3〜4人に増え、ついに先生も登場
実習中?の学生さん達も入っていいか聞かれ、
頷くことしかできずわらわらと人が集まってきました!
「もう頭見えてるよー!!あともう少しー!!」
「あと3回くらいいきんでみよう!!」
「上手上手ー!もう少しで赤ちゃん出て来るよー!頑張ってー!!」
酸素マスクを取り付けられ、
皆さんの応援の中全力で踏ん張る。
ここで赤ちゃんの頭がお股に挟まっている感覚がわかりました
旦那さん「もう赤ちゃんの頭出かかってるよ!もう少し頑張れ!!!」
ここで最後の力がみなぎり、
ラストスパートで全力で踏ん張る!
スー!ふんーーーーーーっっっつ!!!
「赤ちゃん頭出たよー!!!
もうイキむのやめて!息を吐いてー!!!深呼吸ーーーーーふぅーーーー!」
そしてついに、
ドゥルン。
「ほんぎゃー!ほんぎゃー!!」
AM9:01
赤ちゃん誕生しました





出てきた瞬間から元気よく泣いてくれた赤ちゃん、
へその緒を切って、体を拭いた後、
私のお腹の上に赤ちゃんを乗せてくれました


初めて我が子と対面したときの言葉
「頑張ったねぇ!よく頑張ったねぇ!」
「こんにちは

」
生まれてすぐ一生懸命泣いている我が子を見て、
今までの痛みが全て吹っ飛びました

最初は泣きませんでしたが、
その後胎盤を取ったり会陰切開の後を縫われている間、
隣で泣きながら体重や身長など測定されている我が子を見て、
五体満足に、元気に生まれてきてくれたんだとわかり涙がこみ上げてきました

旦那さんも後から
「私も赤ちゃんも無事で泣きそうになった
」と言っていました
そして、体を綺麗にしてもらった赤ちゃんに、
初めてのオムツは旦那さんが
その後、親子3人で写真を撮ってもらい、
旦那さんと赤ちゃんは退出。
私は出血多量だったこともあり出産してから3時間はそのまま分娩台で安静にしていました。
その後、お部屋まで車椅子で戻り、
病院で用意されているお昼ご飯を旦那さんと食べて終了。
以上です。
入院してから19時間。
陣痛開始からは13時間の出産で、
初産婦にしては平均?の時間だそうですが、
私と旦那さんは、かなり長丁場で辛い出産体験だと感じました
でも、その後にやってくる私達の赤ちゃんとの対面は、
それ以上の喜びや幸せ、感動を与えてくれました



この足が、私のお腹をうにょ〜と蹴っていたのね
こんなふうにしゃっくりしてたのね
この子が、10ヶ月間私とずっと一緒に居てくれたんだね


本当に、元気に生まれてきてくれてありがとう


大切に育てていくからね
これからたくさん、思い出を作っていこうね


私達の人生の節目となる貴重な一日となりました。
長くなりましたが、
これから出産を迎える方々へ、
痛くて辛い表現もありましたが、
それをとうに超える幸せが訪れますように


応援しています
長くなりましたが、出産レポートは以上です。
ありがとうございました!

