「 Pippa's Song」 Robert Browning
THE year's at the spring,
And day's at the morn;
Morning's at seven;
The hill‐side's dew‐pearl'd;
The lark's on the wing;
The snail's on the thorn;
God's in His heaven ──
All's right with the world!
(The Oxford Book of English Verse, HTML edition)
時は春
日は朝(あした)
朝(あした)は七時
片岡(かたをか)に露みちて、
揚雲雀(あげひばり)なのりいで、
蝸牛(かたつむり)枝に這(は)ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。
ちょっと分かりにくいからとりあえずもうちょっと分かりやすくしたもの…
春の朝、午前七時です。
ここから見える丘の斜面は真珠の露でいっぱい光っています。
空には雲雀(ひばり)が舞い、かたつむりは木の枝の上をを這っている。
雲の上には神様が隠れているのかな?
やっぱり私は、この世界が大好きなんだ。
ロバート・ブラウニングの
“Pippa's Song”と上田敏の訳詩
「春の朝(あした)」(訳詩集『海潮音』より)
これは独立した短詩ではなく、『ピパが通る』という戯曲の一節、それも妻とその愛人が夫を殺害した直後の場面で、その傍を通る少女ピパのうたう歌詞だそうです。
この詩は…
日々の平穏が当たり前になっている世の中で
「平穏な毎日がいかに幸せであるか」
って事なのかなー?
なんて…
なーにはまだ難しい?
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