



向かって左にいらっしゃるお二人が
マスターとお嬢様です
私髪がボサボサだったので
自分の顔もスタンプで隠しました 笑笑
マスターと父は同い年
なんと碁会所の常連の方々の寄せ書きを
持ってきてくださいました
「また碁を教えてください」
「元気になってまた碁を打ちましょう」
温かい励ましのメッセージの数々に
母と私は思わず嬉し涙…
父は色紙を手にして
「こんなに沢山の友だちができたんだなぁ」
と しみじみ見入っていました
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さて…
「打ちますか?」とマスター
「打ちますか!」と父
半年ぶりの囲碁!
家族としてとても嬉しかったのは
マスターと娘さんが
「◯◯さん!
まったく忘れていらっしゃらない!」
「碁を全然忘れていらっしゃらない!」
と何度も言ってくださったこと
母も私も碁ができないので
どれほど打てているのかわからないのです
なのでマスターと娘さんのお言葉は
本当に本当に嬉しくて
そしていつもは
ずっと椅子に座るのがしんどくて
すぐに「横になりたい」と言う父ですが
この日は碁を打つために
そしてお二人との会話が楽しくて
1時間半ほども座っていたでしょうか
素晴らしい午後のひと時でした
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それにしても
席主とお嬢様のお心遣いの細やかなこと
大きな碁席を抱え
たくさんの常連さんがいらっしゃる中
父に会いに来てくださったこと
そのことで感謝申し上げると
マスターは笑顔で「長いお付き合いですから」と
私の恐縮を見事にほぐしてくださいました
父にかける言葉一つ一つに
愛情や労いが織り込まれていました
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お二人への感謝の思いと
父の復活への喜び
なかなか文章では表しきれず
この記事を書くのに
1週間かかってしまいました〜
そして今
父のホームでコロナが出て
一昨日から面会禁止になっています
今月いっぱい面会できないとのこと
父が家族に会えない日が続くことが
心配でたまりません
でも仕方ありませんね…
職員の方々も大変な状況だとお察しします
一日も早く施設が落ち着くよう祈ります