7月3日
父の面会に行ってきました

この日に開院したばかりの新病棟へ乙女のトキメキ


6月30日に旧病棟へ面会に行った際

翌日が入院患者さんの引っ越しで

7/17/2は面会不可と知りましたあんぐり



一昨日のブログ


父はM新聞の朝刊を

本当に楽しみにしているので

家族の誰かしらが必ず毎日届けています


引っ越しの2日間は面会不可!

病院の皆さん忙しいだろうから

受付に預けるのも難しいだろうなと思いつつ


7月1日朝

病院に電話してみましたが

何度かけ直してもぜんぜん繋がりません


そりゃーそうですよねアセアセ

私も施設の引っ越しの経験ありますが

本当に本当に大変ですものね


「新聞を病室に届けてもらえますか?」

なんて問い合わせするのは

空気読めてないのは重々承知です


しかし

少しでも父に元気になってもらいたい

その一心で電話していました


でも電話繋がらないので

また午後にでも電話しようと思っていたら

別件で病院から電話がかかってきましたキラキラ


療養型病院への転院の件です!

受け入れ先の準備が整ったとの

ソーシャルワーカーさんからでしたニコニコ


用件を話したあと

「父は無事新病棟に移りましたか?」

と尋ねると…


「ハイ!患者さんは全員移りましたグッ


先ほどお父様とお話ししたら

『新聞が読みたい』と仰って…


看護師が買いに行ったのですが

院内のコンビニでは売り切れで」


えーーー不安看護師さん

買いに行ってくださったのですか!?

引っ越しでお忙しい中を…泣き笑い


「お父様

 M新聞でなくてはダメなんですってね」


と電話の向こうで明るく笑って

お話ししてくださるソーシャルワーカーさん


本当に頭が上がりませんアセアセ

「わかりました!

今から手に入れて持って行きます!」と私


すぐに自宅近くのコンビニで買って

(夕方なので最後の1部でした)

電車に飛び乗りましたダッシュダッシュ


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しかし病院に着いてみると

まず旧病棟の窓口では

もうこちらでは預かれません


ですよねアセアセ

重々承知しておりますアセアセ


「父がどうしても読みたいと

病院からの電話で伺ったのですが」と私に

「新病棟で聞いてください」との返答でした


新病棟に行くと…

ですよねアセアセ

まだ入れませんよねアセアセ


しかし

新聞を待っている父の姿が目に浮かび

40分かけて電車に乗ってきたのです


諦めきれず新病院の正面玄関から

ソロリソロリと入ると…

皆さん忙しそうに行ったり来たりされている


ユニフォーム姿の職員の方々に紛れて

ノースリーブに小花柄のロングスカート姿

そんな私は明らかに浮いています


しかし皆さん本当に忙しいのでしょう

私の方をチラッと見ても素通り

怪しみもせずいや怪しいって皆さん忙しいんだって


当然「受付」もまだ設置されていません

心が折れそうになりましたが

ここまで来たんだ!と奮い立ち


台車を押してこちらに来た

看護師さん3人グループに声をかけました

「お忙しいところ本当にすみませんアセアセ」と


そのうちのお1人が他の2人に

「先に行ってていいよ」と声をかけ

私の事情を聞いてくれました


「お届けできるかどうかわかりませんが」

と言いながらも病室と父の名前をメモして

新聞を預かってくださいました泣


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翌日の7月2日

さすがに新聞を届けるのは思いとどまり

父に我慢してもらうことにしました


そして昨日7月3日面会が再開

まず午前中に父から母に電話があり

「退屈で退屈で」と言っていたそう


「退屈だ」と思えるようになったのは

すごく大きな進歩だと思いますキラキラ


脱水症状で入院してしばらくは

何かを読む気力もなかったのですから!


午後になり

2日&3日の新聞を持って行くと

父は「おうありがとう!」と嬉しそう


後刻ソーシャルワーカーさんから

1日に私が侵入して届けた新聞を

笑顔で喜んでいたと聞きました


あの時の看護師さんが

届けてくださったのですね泣き笑い


申し訳ございませんでした悲しい

そしてありがとうございましたニコニコ

二度とあのようなご迷惑はかけないようにいたします


新しい病棟はホテルのようです乙女のトキメキ


もう誰もいない旧病棟

父が本当にお世話になりました


そして来週父は

療養型病院に転院します


検診や治療などで10年以上お世話になった

こちらの病院に来ることは もしかしたら

もうないのかもしれません


そう思うと淋しくもあり

感謝の気持ちでいっぱいです


転院先の療養型病院を

父が気に入ってくれることを祈ります


そこでリハビリを頑張ってもらい

体力を少しでも回復したら

またお母さんと一緒に暮らしましょうね


そのために私は

自宅療養ができるような住環境を

色々な人に相談しながら整えていきます