


シンボルプロムナード公園の
可愛いらしいチューリップを
ご覧いただきましてから 

ドロドロのシリーズ
第3回にお進みくださいませ…

シリーズを初めてお読みになる方は
よろしければご参照ください↓
シリーズ第1回シリーズ第2回

改心したマミスは 盗難についても
自分の仕業であることを園長に申告し
罰を受ける覚悟でいる 
しかし 時すでに遅く
ファニーはバニスア学園を去り
日本へ向かう飛行機に搭乗していた

マミス
「ファニーさんにあやまりにいくわ」
グレース カレンナ
「それが…いないの
どこにもいないの!」
マミス
「は…!いない」
一方
日本に着きタラップを降りながら
ファニーは自問自答する 
「切符を買う時は 慌てていたとは言え
なんでまた英語の通じない日本なんて
きちゃったのかな!」
…それは小学生だった作者が
海外のドラマを描くことに限界を感じ
舞台を日本に移したかったからである 
(作者の回想)
運良く 日本で働く姉妹
ラメリとマイラスに出逢い
マイラスが切り盛りするレストランで
働くことになったファニー 

ラメリのアパートから見える
東京の夜景に 思わずファニーは
「きれいね …きのうの学園の中とは
ぜんぜんちがうわ」とつぶやく

ファニー
「あ…!でもラメリの方が…
両親が早く亡くなって それから
ずーっと働いているんですものね」
ラメリ
「私 灰色生活なんて 思ってないわ
だってこんなきれいな夜景が見える
町で働いて 
今から働いていたって別に
悪いことじゃない
いい経験になると思うわ」
ファニー
「いい経験…か」

でも…!
やっぱり私の学園生活は灰色だったわ
…そしてこれから3年間…!
~ おわり ~
なぜ このような救われない結末で
唐突に終わるのかというと
作者は続編を描くつもりだったんです 

結局 続編を描いたのは
大人になって職場の同僚に
ウケ狙いで読ませるためにでした
( どんだけ自分を売るんだ
)
20代後半で 冗談で描いたものだけど
多少なりとも上達しているのが
不思議です(笑)

( もう やぶれかぶれ 
)
灰色生活をお読みくださって
ありがとうございました 
しかし
シリーズは続きます
