さて
この方、バラの愛好会に加入しているだけあって、バラが好きなのは前知識としてあったのですが、庭はそれどころではない、この日1番の種類と美しさと言っていいほどの庭でした。
こちらが前庭。
広い前庭ですが、前面の半円の芝のスペース以外は所狭しの花と植木。
日本楓(いわゆる我々日本人に馴染みがあるモミジ)のように、カルガリーの冬を越せない木は大きな植木鉢に植えてあり、冬はバックヤードのサンルームに移動させているらしい。
数あるダリアも冬は越せないので、全部掘り返して宿根をピートモスで覆って地下室で管理だそうです。
すごい…。
これが噂のサンルーム。
冬でも最低気温12℃を保っているそうです。
家に接した部分も小さめの(?)花壇や
古いシンクを使って寄せ植え
バードバスにも多肉植物の寄せ植え
庭の中央にスプルース(トウヒマツ?)の大きな木があるのですが、その下にはなかなか他の植物が育たないので、前面にゼラニュームの鉢を並べ、奥はコンポストを作る場所にしていました。
ゼラニュームのカルガリーでは一年草扱いですが、この方はサンルームに移して冬越しをさせているそうです。
日本でよく見ていた懐かしいイチジクもありました。実をつけていて、懐かしくなりました。
この木ももちろん大きな植木鉢に植えてあります。
他にはライムやバナナの木もあります。
「これは冬はサンルームがいっぱいになりますね。移動も大変そうです」
と質問や感想が飛び交っていました。
水やりも大変そうです。
雨水をためて対処しているそうですが、そうなると水やりもホースやスプリンクラーではないので、さらに大変そう。
お隣さんになって眺めるだけが良さそうです。
(ブルーのパラソルは隣人の庭。この人は庭に出れば庭園を眺めることができて良さそう)
これはまさに「好き」を通り越して凄まじいものを感じます。
こういう人を「愛好家」というのでしょうね。
きれいなんだけど…これは私には無理。
世の中にはすごい人がいるんだなぁ。
楽しい1日でした。
YouTubeで庭を紹介している(2年前)のを見つけたので貼っておきます。
こちらはゾーン4以上のバラの冬越し方法を説明したビデオ。