この世界は
神が作ったものではなく、
私たちの心のなかにある
無意識の罪悪感が投影された
夢の世界であり、
幻想の世界であり、
存在しない幻の世界です。
 
 
そして、私たちが夢見ている
この幻想の世界では、
病気の治療を目的とした
医学や医療をはじめ、
カウンセリングや
音楽療法、芸術療法、
心理療法、自己啓発、
引き寄せの法則など、
ありとあらゆる
セラピーの形態があり、
 
 
職種の違いはあれど、
お医者さんや看護師さん、
カウンセラーやセラピストなど
癒しに携わる
プロフェッショナルの方々が
たくさん活躍されています。
 
 
 
しかし、実はこういった
癒しに携わる職業に
ついている人たちだけではなく、
この幻想の世界に生まれた
ありとあらゆるすべての人が
皆、患者であり、
セラピストなのです。
 
 
 
今、私たちはそれぞれ
特別な肉体と心をもった
個別の存在こそが自分であり、
他者の存在でもあると
信じていますが、
本当は私たちはたったひとつの心に
属しており、神と同質の愛を
共に分かち合っています。
 
 
私たちは
無限で永遠の喜び、
無限で永遠の幸福、
無限で永遠の安らぎ、
無限で永遠の自由、
無限で永遠の愛
という純粋で清らかな光に満ち溢れた
たったひとつの心を
神と共に分かち合っていましたが、
ほんの一瞬だけ、
 
 
    「私がもし、
     神と共に分かち合っている
     愛の心から離れて、
     自分だけの
     特別な自己を持ったとしたら、
     どうなるのかしら?」
 
 
という無邪気な疑問を抱いて、
 
 
    「神から離れた
     特別な心と肉体を持った自分」
 
 
という夢を見る決断をしました。
 
 
 
もちろん、すべては夢であって
現実ではありません。
私たちは今でも
神と共に愛を分かち合い、
永遠の愛なかで
安らっているのですが、
 
 
    「自分は神と共に
     分かち合っていた
     愛の心から離れ、
     神を裏切ってしまった。」
 
 
という罪悪感を抱き、
その罪悪感を自分の心の外側に
投影することによって
自分の肉体と他者の肉体という夢や
宇宙という幻想の世界を
作り上げてしまったのです。
 
 
イエスキリストことヨシュアさんは
「奇跡のコース」という本のなかで
 
 
   「あなたがたが
    自分の心のなかにある
    罪悪感の想念を
    自分の心の外側に投影することで
    この幻想の世界を
    作り上げたのだから、
    自分や他者という鏡に映る、
    自分自身についての
    間違ったイメージを
    存在しない幻として赦すことで
    自分の心のなかにある
    無意識の罪悪感を取り消し、
    夢の世界から目覚め、
    自分の心のなかで光り輝く、
    内なる神の愛を
    思い出しなさい。」
 
 
と私たちに教えています。
 
 
私たちは
自分や他者という鏡に映る、
劣等感や自己無価値感や
自分自身への憎悪や
愛情飢餓感や欠乏感などの
自分自身についての
間違ったイメージを
存在しないものとして赦すことで
自分の心のなかにある罪悪感を
取り消し、癒し、
神の愛へと目覚めます。
 
 
そして、
赦すことで癒されるという
生き方をしている人は、
誰であれ、皆
セラピストとして生きていかざる
おえなくなります。
 
 
だから、奇跡のコースに登場する
セラピストという言葉は
お医者さんや看護師さん、
カウンセラーやセラピスト
などの癒しに携わる職業の人たちだけを
指す言葉ではなく、
この幻想の世界に生まれた
すべての人々を指す言葉なのです。
 
 
(続く)