愛は内側から
外側へと流れる。
水面に金色の光をたたえた
噴水の水が
キラキラと外側へと
あふれ出してゆくように。
愛は
内なる宇宙から
永遠の彼方へと溢れ出す。
愛は光になって
どこまでも、どこまでも
果てしない宇宙のように
広がってゆく。
愛を封じ込めておくことは
できない。
愛は永遠の生命
そのものだから。
愛には内側も外側もなく、
時間も空間さえもなく、
ただ、現在という名の永遠が
純粋な光を放ち、
静かな微笑みを讃えながら
きらめいているだけ。
愛はあまりにも
身近なところにあった。
だから、
愛を探し求めて
遥か遠くまで放浪する必要は
まったくなかった。
愛は今ここに、
私の内なる光のなかに
あったから。
愛は純白の光を放ち、
内側から外側へと
溢れ出す。
私が自分のことを
善人だと思っていようと、
悪人だと思っていようと、
豊かだと思っていようと、
貧しいと思っていようと、
美しいと思っていようと、
醜いと思っていようと、
優れていると思っていようと、
劣っていると思っていようと、
そんなことはまったくお構いなく、
内なる愛の光は
私という夢の登場人物を
優しい柔和な翼のなかへと
そっと包み込んでゆく。
私の心のなかにある
繊細さも
おおらかさも、
優しさも、
強さも、
子どものような無邪気さも、
大人のような静寂も、
すべてが光のなかへと
溶け合い、
喜びと幸福の波になって
私の心に打ち寄せて来る。
天国は私のなかにあった。
神の愛は私のなかにあった。
神は
ご自身の愛を
私に与えて
すべてを光のなかへと
包み込んでいるから。
私の心は
今でも
神と愛を分かち合い、
ひとつに溶け合い、
永遠の喜びと幸福のなかに
安らっている。
ただ
今までずっと
その真実を忘れていただけ。
たとえ、
私が自分が神から離れた
肉体と心とアィデンティティー
を持つ一個人だという夢を
見ていたとしても
私の心から
神の愛の光が
消え去ったことは一度もない。
でも、私は
私の内側にある
神の愛の光があまりにも
眩し過ぎて、
美し過ぎて、
幸福過ぎて、
その幸せな光の渦が
自分という存在そのものを
永遠に消し去ってしまうのでは
ないかと怖くなって、
光を恐れるあまり、
劣等感、
自己無価値感、
自分自身への憎悪、
罪悪感、欠乏感、
自己嫌悪感、
という暗い幻想の雲で
内なる愛の光を
封じ込めようとした。
そしてその幻想の雲を
自分や他者という
鏡に映しだしては、
劣等感や自己無価値感や
自分自身への憎悪や
罪悪感、欠乏感という
暗い影に怯えていた。
でも、どんなに
陰鬱な暗い影で
内なる愛の光を
隠そうとしても、
閉じ込めようとしても、
封じ込めようとしたとしても、
愛の光は
雲を通り抜け、
闇をくぐり抜け、
どこまでも果てしなく
広がってゆく。
私の内なる愛の光は
そよ風のような
優しい声でそっと私の心に
囁く。
「自分という鏡のなかに、
そして
他者という鏡のなかに
映る劣等感、
自己無価値感、
自分自身への憎悪、
罪悪感、欠乏感
という重く暗く陰鬱な影を
存在しない夢として
赦しなさい。
あなたは自分や他者
という鏡のなかに
『自分とは何か』
という疑問によって生まれた
蜃気楼や幻想を
夢見ているだけだから。
光そのものである
あなたが闇を持つことは
できず、光はすべての
闇を取り消す。
あなたの内なる愛の光で
闇を消し去りなさい。
そして、あなたが
神の愛であることを
思い出しなさい。」
そんな声が
心のなかで響き渡る。
愛は赦しであり、
赦しとはひとつになって
溶け合うこと。
溶け合って
ひとつになること、
それは境界線がなくなるということ。
溶け合って
ひとつになること、
それは限界がなくなるということ、
溶け合って
ひとつになること
それは時間がなくなるということ、
溶け合って
ひとつになること
それは世界がなくなるということ、
溶け合って
ひとつになること、
それは心はひとつだけだと悟ること。
溶け合って
ひとつになること
それはすべての名前は
愛だと気づくこと。
溶け合って
ひとつになるということ、
それは個人という幻想が消え、
光になって輝くこと
溶け合って
ひとつになること
それは自分が天国そのもの
であることを思い出すこと
溶け合って
ひとつになること
それは空と海がひとつになり、
月と太陽がひとつになり、
宇宙と地上がひとつになり、
世界という夢が
真っ白な愛の光のなかで
消え去ってゆくこと。
溶け合って
ひとつになること
それは愛の静けさのなかで
安らうこと。
心が
そよ風と溶け合って
ひとつになるように。
海と溶け合って
ひとつになるように。
穏やかな
春のひだまりと溶け合って
ひとつになるように。
私の心は今、
安らぎと喜びと幸福に
満ち溢れている。
私は世界を赦す。
それは、
私が自分を赦しているから
私は世界を愛する
それは、
私が自分を愛しているから。
私は世界を祝福する。
それは、
私が自分を祝福しているから。
愛は隠されることはあっても
消えることはない。
光は永遠に輝き続ける。