☆花粉症はどうして起こる?「肺」の働き
花粉症に悩む方、年々増えてますね!
本州では、スギにヒノキにと、一段落された方もいらっしゃる時期ですね。
北海道だと、ハンノキが終わって、シラカバがピークを過ぎたところです。
これから、ポプラにニセアカシア、もちろんイネ科は長く続きますし、ヨモギも来るし……
花粉症と言っても、アレルギー反応が起きやすい体調になってるといろんなものに反応するようになって、通年何かしらのアレルギーに悩むことになってしまったり。
しんどいですよね。
さて、わたくしごとですが。
まつもとは、今年も鼻水は出ませんでした。
あ、厳密には、ちょっとムズっとして、鼻を数回かんだ日が、珍しく今年は2~3日ありました。
あー、更年期やら過労やらで、今年はちょっと養生よくなかったからなあ。
昔はひどいもんでした。
目は痒くてゴロゴロ開けられず、鼻は出るは詰まるは……
小学生の頃、キク科で発症し、タンポポの季節は大変でした。
でも振り返るとニセアカシアも反応してたし、大人になってからはシラカバで、冬はハウスダストで粘膜が炎症を起こすと熱は出るは頭は痛いはで。
一通り経験しましたよ。
でも、今は鼻水は出ません(今年は珍しくちょびっと出たけど)。
理由は、「肺」が丈夫になったから。
それと、体内に「ハナミズ」の材料がないから、です。
本来、花粉は人間にアレルギー反応を起こす必要がないものです。
ところが、人間の体表部を守る「肺」の働きが低下していると、本来影響をカットできるはずの刺激に影響されてしまいます。
「バリア機能が落ちている」と言うと、理解しやすいかもしれませんね。
バリア機能を担当しているのは、中医学では「肺」の働き。
「肺」がしっかり本来の働きをしてくれてると、花粉には反応しない丈夫な身体でいられるんですね。
実際、漢方相談で花粉症にお悩みの方が来られますが、みなさんよく治っておられますよ!
漢方薬を使うにせよ、自分で養生するにせよ、「肺」の正しい働きと不調のパターン、パターンごとの対処法を知っておきたいですよね。
ということで、札幌開催の人気講座、
自分と家族の健康を本気で考えている方のための
「お医者さんに頼らなくて良くなる」はじめての中医学
次回6月は、
第3講 「肺」と抵抗力
です。
★6月6日(木)10:00~12:00
★会場はまつもと漢方堂
★講師はわたくし松本比菜
で開催します。
(あと、「ハナミズの材料が身体の中にない」というのは、7月の「脾」と消化吸収で学べます)
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