厚着はギリギリまでガマンすると、風邪を引かない身体が作れます | 札幌中医学講座 漢方的食事で体質改善

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☆厚着はギリギリまでガマンすると、風邪を引かない身体が作れます


寒くなってきました!


北海道では、ひと雨ごとに空気が冷えます。


秋ですね~。


厚着 冬の健康法

さて、もう朝晩はコートが欲しい季節となりましたが、来年また元気な身体でいるために、気をつけていただきたいポイントをご紹介しますね。


それは……


「厚着はギリギリまでガマン」


です。


衣服は、「もう限界!」と感じてから、1枚プラス。


暖房はギリギリまで使わない。


これです。





身体はあまり甘やかしちゃよくありません。


いつも暖かく調節していると、外界の環境から身を守る「肺」の働きが低下してしまいます。


肺の働きが低下すれば、風邪など引きやすく、疲れやすくなります。


だから毎日少しずつ、やや薄着くらいにして、無理ない範囲で鍛えましょう。


昔よく勧められていた「乾布摩擦」は、まさに肺を鍛えるのに適していました。


ご存じですか? かんぷまさつ。




もうひとつ。


中医学には「養陰(よういん)」という考え方があります。


陰も、陽も、人体にとってとても重要な構成要素です。


気温が低いこれからの時期は、汗も減りますし、動きも減ります。


こうした「陰」の要素の強い季節に、その季節の影響をしっかり身に受けると、体内の陰が強化されるのですね。


春~夏は「陽」を、秋~冬は「陰」を丈夫にしましょう、これからの寒い季節は、適度に「寒さ」を味わうのがいいですよ、そんな考えです。




なので、厚着はギリギリまで粘って、もうダメとなってから1枚ずつがオススメ。


こう書くと、無理し過ぎて風邪を引く方も出ちゃいんですが、あくまで「無理」はいけません。


無理のない範囲を守って、ゆっくり厚着していってくださいね^^













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