路上の歌声 008 | たぬき写真工房ブログ

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マイクロビキニのオンナノコが登場するかと思えば、路上ライブの写真レポートもあります。

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自分の引き出しを使い切ったことに気づくまで、そう長くはなかった。

似た様な写真を、延々と撮り続けても仕方ない。

写真を見るとき、背景が変わろうと、やはり人物に目が行く。

とっとの路上ライブは毎日、違う街に繰り出して行っても

様々な制約から、撮り位置は同じようになってしまう。

モデルを被写体とする撮影なら数をこなしてきたけれど、

路上ライブの撮影はゼロからのスタートだった。


路上ライブで「作品」を撮るのは無理だろう。

私は、まずそれを考えた。

だから記録性を重視する傾向で撮っていた。

そして壁にぶち当たったのだった。

ぶち破るには、視点を変えなければならない。

かつて、写真の師にいわれたことを思い出してみた。

「高みがあれば昇ってみろ」

私は、靴を脱いでベンチの上に立ってみた。


およそ怪しげな行動であることは自覚している。

演奏を始める前の、空気が張り詰めたとき、

ほんの僅かな時間で数回シャッターを押した。


まだ違う。

しかし、なんとなく出口が見えた気がした。

その先は、これまでと違う道だった。