避難所の食事情(3) | 徒然 航空機撮影日記

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徒然なるままに ごくテキトーに 民間航空機の撮影を中心に発信します

鉄道各社がお得な回数券を廃止してしまったこともあり、飛行場へ足を運ぶことが減ってしまい、飛行機ネタが減ってしまってますが、たまには飛行機ネタもとりあげます

避難所には、役場に要望して届く避難物資と、要望なくして、企業、団体さんが「ここは避難所らしい。物資送るぞ」と要望なくして送られてくる物資があります


後者もありがたいのですが

過剰に送られてくるとどうなるか…

置き場がなくなる

賞味期限が短いものは食べ切れずゴミに

(なる可能性もある)

ということで、なかなか扱いが難しいのです


避難所の物資は基本的には避難所を取り仕切る住民が管理しているのですが、大量の在庫があり、なかなか管理しきれないのです

(箱を開けないと中身、包装単位が確認できず、配布するのに適しているのかもわからないのです。)


そこで、ほうっておくと、ゴミになりかねない賞味期限の短いお菓子なんかをみつくろって、早朝に避難されている皆さんが自由に取れるところに出しておきました


避難所で人気だったのは、

「もみじ饅頭」「どら焼き」などです

スペースの関係で、一度に大量に出せないのですが、見に行くたび完売

補充を、繰り返していたら2日で在庫がはけました


以前からポテトチップスなんかは、おいてあって、子供は喜んで食べるのですが、御高齢の方にはミスマッチな様子でした


つまり、補食で需要のある品目も、避難所の構成メンバーによって変わってくるので、送っていただけるとしたら、適したものをみつくろっていただきたい、ということです

(落ち着いている時期であれば、避難所に必要なものを尋ねていただくのもありかと思います)


困ったのは、瓶に入ったトーストにつける餡


コッペパンの配給でもあれば、一緒に配ったらよいのですが、コッペパンが届く予定もないので、どうするあてもなく、私は何も見なかったにして、そのまま段ボール箱の蓋を閉じました(笑)


この避難所で避難されている方に

配って捌くのは難しそうです


物資を送っていただいた趣旨から外れますが

学校の先生に持ち帰ってもらうなり

近所の家で生活できている方に配る

などしないと

せっかくの善意が無駄になってしまいそうです

どうしたらいいんでしょうね

(応援部隊の分際では流石にそこまでは判断しかねます…

私が、対応の主体だったら、期限切れになる前に児童には配っちゃだめです、と釘さして、先生方に配っちゃいますね)


避難物資の需給のミスマッチは、食べ物に限られません


すなわち、高齢の方の多いこの避難所では、ナプキンはそう沢山は必要ありません

逆に入れ歯洗浄セットとか大人用おむつなんかの需用は多いわけです


ということで、被災から一月もしたら

何か、こう、避難所毎にほしいものリストを掲げて、それを送ってもらえるようなシステム作れないのでしょうかね?

Amazonさん、何とかなりませんかね? 

(なんとかしてくれたみたいです…

役場が欲しいものをリストにして、寄贈を受け付ける仕組みを役場が使ってました)