前回:ATOMS【手揉みオイル型付け】下北沢は古着の街の話に戻る
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誰かが言った・・・
マイクスタンドに刺さっているピックは
単なるリスクヘッジではない
・・・と。
昨日のブログに引き続き
ATOMSのグラブについて。
こちらはお客様にご購入頂いたグラブ。
(ご購入、有難う御座います)
浦上レザーのシリーズで捕球面の折り返しが無いタイプの内野手用グラブ。
型の設計も浅めに作られていて、人差し指を押し込んで使いたい選手が好むグラブ。
私も個人的に好きな型。
高校時代や大学時代はこういうグラブでよく練習をしていた記憶がある。
こういう浅い型だと
どれだけその人の手の平にビタ~って吸い付くように型を付けるかが大事になってくる。
横から見ると、グラブの浅さ加減が分かりやすい。
こういうグラブは手にはめていてもストレスを感じずらいというのと、素手感覚で扱える。
自然と手の平の中心で捕球できるように。
この型は浦上レザーを使用しているが、この型は浦上レザーじゃないと合わないような気もしている。
浦上レザーの特徴は革が馴染みやすくてモチモチしている。
人差し指の押し込みと素手にフィットするように型を作るためにはある程度、手馴染みが良い革の方が作りやすいと思う。
浦上レザーのシリーズはこのような浅い型のグラブ以外にも種類があるので是非、チェックしてみて欲しい。
ベースボールマリオのグラブブルペン内ではこの浦上レザーのシリーズは他にも在庫しているので合わせてチェックして頂きたい。
こちらのグラブはジュテルレザー(フィニッシュエアシャー)を使用している型番。
キップでもない、ステアでもない、独特の風合いのフィニッシュエアシャーの革が好きなコアなファンは非常に多い。
私もそのうちの一人。
キメ細かいのに、しっかり感があって、型が崩れにくい。
一度、作った型の状態を長くキープできるような革だと感じている。
グラブを使い込んでいくと、もちろん柔らかくはなっていくけど大事な部分は硬さを保って残してくれる。
そんな感覚を得ることが出来る。
ジュテルレザーのHPによるとフィニッシュエアシャー革はフィンランドの牛で寒さに強くて、毛色は白色地に赤褐色斑らしい。
革の特徴を知ると同時に牛の違いや鞣し方の違いなどを見ると非常に面白い。
型付けをしていても、グラブが押し返してくる感じ。
その強さに惚れる。
人差し指の部分を押し込んだ時にヘリ革の押し込みと人差し指を出す部分がバシッと決まって固定される感じが堪らない。
文章や言葉だとうまく伝えられないのだが、人差し指をそこに置いた時の安心感足るや。
浦上レザーのシリーズとジュテルレザーのシリーズはどっちが良いとか悪いとかはない。
革の特徴がそれぞれ違うので、そこはプレイヤーの好みによって選択出来るのは逆に有難いところ。
特徴は全然違う革なのでその違いを楽しみながらグラブを手にはめてみると面白いかも。
グラブの見た目だけでなく、革の違いを見ながらグラブを選ぶのも乙なモン。
ブルペン入りした際は
是非、手にはめて比べてみて欲しい。
そのグラブ選びの瞬間を
楽しんで頂きたい。
次回:ATOMS(アトムズ)【限定軟式グラブ】手馴染みが良い革を使用して…の話へ続く
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