前回:【実現】の記事に戻る
・
・
・
・
・
夢のような2年間だった。
まさかこのお二方を
同じベンチで見れたなんて。
私にとっては夢の【実現】だった。
それだけに
いちファンとしては
まだ整理が出来ていない状態だ。
今日は10月4日
今から6年前の10月4日は東京ヤクルトスワローズの宮本慎也選手が引退試合を行った日だ。
あれからもう6年も経ったのか…
月日が流れる早さに驚いてしまう。
もちろんその日は球場に足を運んでいる。
私はヤクルトファンだが、宮本慎也選手が好きだからヤクルトファンになったみたいなものだ。
6年前の今日
2013年10月4日
東京ヤクルトスワローズの宮本慎也選手の引退試合が行われた。
この写真を見るとその日のことを思い出す。
引退試合はもちろん
2番ショート
でスタメン出場。
日本一と称された遊撃での守備を見るのはその日が最後だった。
2番ショート、宮本
アナウンスと同時に登場曲が流れる。
きっといつか 夢を掴むその日まで~♪
信じてくれた君の為に 何度でも何度でも ~♪
(ゆず with you)
2013年シーズン、打席に入るときの登場曲はこの曲だった。
お子様の運動会に行かれたときに
たまたまこの曲が流れてきて
「この曲でいこう」と決めたらしい。
何かの記事で読んだ記憶がある。
どんな打球でも逸らさない。
慎也のショートは日本一♪
宮本選手の打席での応援歌だ。
バッターボックスに立っているのに守備のことを言われる選手はなかなかいない。
それくらい守備の名手ということだろう。
ノーアウト2塁のチャンスで迎えた第3打席。
引退試合なのにきっちり進塁打のファーストゴロを打ったときは涙が出そうだった。
試合後の会見で進塁打の打席について
「勝ちたかったから・・・」
というコメントには涙腺も崩壊だ。
回も終盤に進むと
予報通り、雨が降ってきた。
そういえば
2000本安打を決めた日も雨が降っていた。
・
・
・
・
引退試合は同点のまま延長戦へ。
11回裏
迎えた最終打席
雨は土砂降りになっている。
フルカウントから振り抜いた打球は高々とレフトへ舞い上がる。
私を含むスタンド全員が立ち上がる。
サヨナラホームランか・・・
ファンの想いを乗せた打球は無情にもフェンスまで1メートルというところでレフトのグラブに収まった。
普段、グランド上では
表情を緩ませない背番号6が
満面の笑みを浮かべながらスタンドに手を挙げてベンチに戻っていく・・・
そんな姿はこの引退試合でしか見れないだろう。
試合後のセレモニー
宮本選手は球場を一周しながらファンの声援に手を振っている。
ライトフェンスをよじ登り、ライトスタンドのスワローズファンに手を上げている。
古田選手、池山選手・・・歴代のスワローズの選手が引退試合のときに行う恒例行事と言ってもいいだろう。
「引退するときはコレをやろうと決めていた」
これも何かの記事で読んだ記憶がある。
球場を一周しているとき
球場内のBGMはゆずの「友~旅立ちの時~」が掛かっていた。
友 さようなら そしてありがとう
再び会えるその日まで~ ♪
こんなに歌詞がリンクしていいのだろうか。
友 今君が見上げる空は どんな色に見えていますか~♪
歌詞の通り ふと、空を見上げてみた。
すると自分の頬が濡れていることに気付いた。
それが雨なのか何なのか
そんなことは明らかにする必要はないだろう。
いつかまた・・・
戻ってきて欲しい・・・
きっといつか夢を掴むその日まで。
ベースボールマリオTwitter
ベースボールマリオインスタグラム
メール問い合わせ baseball@sportsmario.co.jp
(名前/電話番号/住所を明記下さい)
【遠方にお住まいのお客様で型付けをご希望の方へ】
【インスタブログ】Baseballism(ベースボールイズム)Tシャツ