前回:【ウイルソン】D5型よりも少しサイズが大きいDL型の魅力とは…の話に戻る
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ウイルソンのWebカタログをDLすると読む楽しさが生まれる。
ウイルソンのカタログは【読むカタログ】と呼ばれている。
(私が勝手に呼んでいる)
今日はその中でもD6型とD5型についてスポットを当ててみたい。
もちろん過去に何度もブログに登場している型番ではあるが、良いモノは何度紹介しても良いことになっている。
そして紹介するごとに深みが増していくのと同時に書き手の心境も変化しているので今までと違った視点からアプローチできるような気がしている。
ウイルソンのグラブも型番こそ変わらないが、毎年マイナーチェンジをして、微調整をして、より良いモノにするために進化しているらしい。
進化するときっていうのは
形はあまり変わらない。
だけど見えないところが変わっている。
それが本当の進化じゃないですかね。
イチロー選手
(シアトル・マリナーズ)
こちらはD5型。
ウェブがクロスじゃないから判別が難しいが、確実にD5型だ。
サイズはウイルソンの表記でサイズ7となっている。
昨日のブログで紹介したDL型はサイズ8なのでD5型よりも一回り大きいサイズとなっている。
D6型⇒サイズ6
D5型⇒サイズ7
DL型⇒サイズ8
ウイルソンのオーダーシミュレーションサイトでD6型、D5型、DL型とそれぞれのサイズが表記されているので大丈夫だろう。
先日、こちらのD5型を【手揉みオイル型付け】をさせて頂いた。
ボールを掴む動きに特化して作られている型番なので小指2本入れとの相性も抜群だ。
高校生にはこのD5型が特に人気が高い。
シンプルでクセがなく、使いやすいのが理由だろう。
小指2本入れなので薬指と小指の利きを重視する。
これでシングルハンドキャッチ、バックハンドキャッチも容易い。
あとは咄嗟のイレギュラーバウンドに対してシングルで反応した時に小指2本入れの効果が発揮されるかもしれない。
あとはデュアルテクノロジーに身を委ねればいい。
こちらはD6型
二遊間のベストセラーグラブとなっている69型をベースにして、デュアルテクノロジーを搭載したモデルとなっている。
2018年06月29日
捕球面を広く使いたい選手に向いている。
カタログにも
「グラブが自然と開いてポケットを2つ作れる型」
と記載されている。
今までウイルソン以外のグラブを使っていて、広く、浅いグラブが好みの選手はウイルソンの中でグラブを選ぶとしたら、このD6型になるだろう。
これは個人的な意見だがD6型については小指2本入れはしない方が使いやすいと思っている。
その理由についてはこちらの記事で書かせて頂いているので一読頂きたい。
こちらも【手揉みオイル型付け】を施した。
よく開くように、天巻きと指先レースの調整をする。
【広く、浅く】
という言葉があるが、このD6型は広く使えるが、決して浅いわけではない。
しっかり掴むことも出来る。
【広く、浅く】というのは歴史のテスト対策としては必須だとは思うのだが、最近のグラブのトレンドでは深めで安心感のあるグラブを好む選手が増えてきているような気がする。
そういう意味では【広く、深く】という表現もアリだとは思う。
ちょっとした【お通し】・・・
お通し代は型付け代に含まれている。
ポケットを広く使えるD6型で、尚且つボールを掴みにいく場合はこの加工はやった方が良いと個人的には思っている。
D6型とD5型ではどちらが良いとか悪いとかはもちろん無い。
捕球スタイル、プレースタイルが少し違うので、ご自身の捕り方に合わせて選んで頂きたい。
普段どうやって捕っているのか分からない方は現在使っているグラブを持ってベースボールマリオを訪ねてみて頂きたい。
一緒に合う型番を探していくのも楽しい時間だ。
「広く使うD6型か、掴みやすいD5型か」
そこにDL型やDO型、DK型も加えて、グラブを選ぶ楽しさを存分に味わって頂きたい。
グラブ選びで悩む時間もまた
乙なものである。
次回:シミュレーションをしてから寝ることの話へ続く
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