前回：その店の【まかないメシ】は注文するようにしているの話に戻る
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「この【まかないメシ】って本当にスタッフの方々は食べてるんですか？」
先日、下北沢にある焼肉屋で私はそのように店員に聞いた。
すると
「はい、スタッフがいつもまかないとして食べているものをメニューにしました」
・・・という回答だった。
そこのスタッフが
いろいろなメニューを食べ尽くした上で
最終的に行き着いたメニュー
そう・・・
それこそが
【まかないメシ】なのだ。
本日、紹介するオーダーグラブは
すべて
ベースボールマリオスタッフの
私物である。
４個紹介させて頂くが、その４個ともすべて同じスタッフの物だ。
それも全て
ZETTプロステイタス
オーダーグラブ
それでは早速・・・
ZETT軟式オーダーグラブのクオリティの高さに魅了された男のグラブを紹介していこう。
こちらは有原モデル
投手用としては小さめの部類になる。
カタログにも
「バランス重視のコンパクト設計」
と書かれている。
数ある投手用のモデルの中からこの有原モデルを選択したということだ。
型を付けるとこういう感じ。
タテにも使えて捻りもいける。
そんな型をイメージしているらしい。
ウェーブコックスタイルだ。
これはデザイン性の部分が大きい。
ウェブの種類は
スリーアロウ
投手用のウェブについてはほとんどがデザイン性の違いなことが多い。
（ウェブによって機能が違う場合もあるが）
投手用に関しては好みやカッコ良さで選ぶべきだ。
しかし・・・
何故か今はウェブが変わっている。
ウェブだけ注文をしたらしい。
これはあの選手も使っていた
フラットクロウウェブだ。
何故、オーダーしたのに
すぐにウェブを変えてしまったのか。
それは本人にしか分からない。
スタッフ本人に聞いてみると
「オーダーしたときはこのウェブが選択出来なくて、2019年からこのウェブが選択できるようになったからです。」
うん、普通の答えだ。
ウェブを変えるだけでも
気持ちは変わる。
（ウェブコー）
たしかに気分転換になったり
テンションが上がったりする。
続いてはキャッチャーミット。
このスタッフは
ピッチャーもやって
キャッチャーもやっている。
後述するが内野もやっている。
つまり
一人でほとんどのポジションを
まかなっているのだ。
こちらのモデルは
小林モデル（＝92型）
ポケット深めの縦型決定版だ。
型付けはもちろん
ウェブまわり緩く
そして
【親指芯くいっ、くいっ仕様】にしている。
ポケット位置はこの位置。
昨年、ＺＥＴＴ工場の見学をさせて頂いた際に教わった位置だ。
その時に
「プロ選手はウェブ下では捕球しないからミットのウェブの紐は滅多に切らない。」
という話を聞いた。
135km/hくらいまではウェブ下でも捕れちゃうらしい。
しかし140km/hを超えるボールは
この位置でないとしっかり捕れないとのこと。
プロ選手のミットは年間通して使っても捕球面側は破れない。
仮に破れるとしたら
背面のこの黄色○部分らしい。
この話を聞いたときは鳥肌が立った。
捕っているのは捕球面なのに
破れるのは背面部分
つまり
常に同じ場所でしか捕球しないので
その部分の革が伸びて深くなって
背面まで突き破ってくるという話だ。
こんな面白い話は他では聞けない。
ちなみに今までこの部分が破れたといって修理に持ってきた方はいない。
今、キャッチャーをやっている学生さんは
是非、この背面部分を破るくらいの
正確なキャッチングを目指して欲しい。
そうすれば
見える景色は絶対に変わるはずだ。
そして
キャッチャーミットはもう一つある。
基本モデルは
小林モデル（＝92型）
上記で紹介した型と一緒だ。
「なんで同じ型で作ったの？」
とそのスタッフへ問い詰めた。
この質問をするのは当然だ。
誰もが思う疑問点である。
「いや、この型が好きなんで・・・」
うん、またもや普通の答えだ。
もう少し気の利いたコメントをお願いしたい。
もちろん型の付け方は同じ。
【ウェブまわり緩く】
【親指芯くいっ、くいっ仕様】
にしている。
同じ型だ・・・
最後に内野手用だ。
そのスタッフは内野もやるので
内野手用も準備したらしい。
このモデルは
西武ライオンズ
源田選手モデル
前回のオーダーグラブフェアでは
オーダー頂いたＺＥＴＴグラブの６割、
いや・・・７割近くは源田モデルだった。
それくらい人気の高いモデルだ。
ウェブを源田選手が使用している
ジョイントチェッカーではなく
クロス系のウェブにしたことは
ちょっとファインプレーだ。
個人差はあるが
クロスウェブの方が使い易いとは思う。
でも
源田モデルといえば
ジョイントチェッカーのウェブだな・・・
という印象が強い。
型付けについては
オーソドックスに
源田モデルの特徴を活かして。
特に薬指・小指が利くように。
ヒンジが大事。
今回、そのスタッフは立て続けにZETTの軟式グラブをオーダーをしていた。
「え？オーダーしすぎじゃない？」
・・・そう聞きたくなるのは世の常だ。
すると
「いや、軟式オーダーは値段が上がってしまうのでその前に・・・」
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・・・そうだった。
肝心なことを忘れていた。
たまには良いことを言うではないか。
ＺＥＴＴ2019年カタログやシミュレーションサイトに記載されている通り
2019年6月1日受注分からＺＥＴＴ軟式オーダーグラブの価格が変更になる。
軟式
￥32,000+税
⇒￥36,000+税
※硬式は変更無し
この￥4,000ＵＰは結構、大きい。
おそらく5月末は駆け込みでのオーダーが増えることが予想されるので、もし軟式オーダーを検討されている場合は今のうちに注文した方がいいかもしれない。
みなさんも飲食店に入った際に
【まかないメシ】があったら
是非、頼んでみて頂きたい。
もしかしたら
出逢えるかもしれない。
新たな味覚に。
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