前回：【宮崎】⇒【東京】の話へ続く
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メジャーリーグでのトレンドが
数年後に
日本の野球界でもトレンドになる。
その流れは至極、自然である。
投手の分業制やＦＡ制度、プレーオフ・・・
挙げたらキリがない。
近年では
コリジョンルールや
リクエスト制度がそれに当たる。
今年は
【オープナー】や【ブルペンデー】
という戦略が
日本球界でも見られるかもしれない。
（気になる方は検索してみてくださいね）
そんな中・・・
そのトレンドの中でも
2019年は
郡を抜いて
これが流行るであろう。
C-FLAP
（Cフラップ）
そう・・・
ヘルメットについているアレだ。
プロ野球のキャンプでも多くの選手が着用してニュースになっている。
ニュースではフェイスガードと紹介されているが
正式名称は
C-FLAP
（Cフラップ）
今から5年くらい前に
当時マイアミ・マーリンズのスタントン選手（現・ヤンキース）が
頬にデッドボールを受けて大怪我をしてしまい
デッドボールを避けるためにも
2016年くらいから着用したのが
このCフラップ。
そして現在、メジャーリーグでは多くの選手が着用している。
昨年の後半くらいから
プロ野球界でも
使っている選手が少しずつ増えてきた。
そこで
2019年シーズンから
プロ野球の
Cフラップの取り付けを
ベースボールマリオがさせて頂くことになった。
※Cフラップの取り付け業者は
現在、ベースボールマリオと名古屋のツボイスポーツ様のみとなります。
・・・というわけで
先週・・・
２月２１日・２２日と
Cフラップを取り付けに
沖縄へ飛びました。
（私、澤木は飛んでいない）
Cフラップの取りつけの際には
まず角度を決めなくてはいけない。
目線や視界も選手によって違うのと
構えたとき、Cフラップに肩が当たらないようにしなくてはいけない。
実際に選手に構えて頂いて取り付け位置を決めていく。
筒香選手の礼儀正しいご対応に
当店ベイファンのスタッフはメロメロになったらしい。
（有難う御座いました）
取り付け位置を決めたら
イヤーフラップを外す作業。
これがなかなか手強い。
そしてCフラップを取り付けて
再びイヤーフラップを取り付けて完成だ。
沖縄キャンプでは
各球団を周り、取り付け位置の採寸をする。
練習中は選手もヘルメットを使用するので取り付け作業は出来ない。
なので
採寸したヘルメットを回収して
ホテルに戻って取り付け作業に入る。
ベースボールマリオ沖縄班に聞いたところ
次の日の練習開始までに納品のため
徹夜で仕上げたとのこと。
今年のジャイアンツは
多くの選手がCフラップを着用している。
広島から移籍した丸選手をはじめ
ほとんどの一軍選手がCフラップを取り付けている。
（ゲレーロ選手・・・かっこいい）
浦添キャンプ・・・
東京ヤクルトスワローズ。
これは・・・
23番・・・
私は沖縄には行っていないが
この写真を見ただけで
思わず頬が緩んでしまう。
しかし
気を引き締めて
C-FLAP(シーフラップ)は
頭部デッドボールの怪我軽減の為に無くてはならないパーツ。
現在、プロ野球(NPB、独立リーグ、女子プロ)のみ使用が認められている。
しかし・・・
一番守らなくてはいけないアマチュア野球(高野連、全日本大学野球連盟、全軟連等々の全ての)連盟でC-FLAPの使用が認められていないのが現状だ。
「シーフラップについてのルールが無いから」
「ヘルメットに穴をあける二次加工でＳＧマーク保証対象外になるから」
・・・というのが理由とのこと。
これからは
すべての野球人が
安全に野球を楽しむためにも
Cフラップについてのルールが改正されることを願っている。
選手、球団関係者の皆様、取引先メーカーNさん、ツボイスポーツ様、有難う御座いました。
明日のブログでは
私（澤木）も同行した
宮崎キャンプ編について綴っていきたい。
次回：プロ野球【C-FLAP取り付け】宮崎キャンプ編の話へ続く
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