先立ってシュツットガルト本拠地、メルセデス・ベンツ・アレーナで10月25日に行われた1戦では、勝利こそできなかったが0－0の引分けとし、ドイツ勢をE組の最下位へと追いやったデンマークの強豪は現在勝点を4(1勝1敗1引分)として2位、首位のステアウア・ブクレシュティとの差を僅かに1勝分の3点としているだけに、この試合に勝利できれば逆転首位の可能性も見えてくる。はたしてセザール・サンティンは自軍をホーム戦勝利に導けるだろうか？それともまた無念の無得点引分けに終わってしまうのだろうか？
対するシュツットガルトもグループリーグ戦、後3試合を残した状態で未だ白星なし(0勝1敗2引分)といよいよヤバイ。早めに現状をなんとか打開しなければ優勝どころか、グループリーグ突破さえ危なくなってきた。はたして、ドイツの誇るチームには次のステップに駒を進める余力が残っているのか疑問が残るところではあるが。
シュツットガルト勢、注目の選手はなんといっても近年、急速にサッカー大国へと成長しつつある我が日本が誇るスター選手、岡崎慎司、坂井高徳の2人だろう。通常であれば先発ミッドフィールダーとして坂井、控えのストライカーとして岡崎の布陣で試合に臨むシュツットガルト、2人とも得点を決める能力は持っているどころかとても高いので、この2人の活躍、さらには監督ブルーノ・ラッバディアの采配に期待しよう。
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