フランスダービー | けんたろーのスポーツ予想便り

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フランスサッカーリーグの強豪、パリ・サンジェルマンは土曜日にFCソショーと対峙し、現在1位に就けている重鎮、オリンピック・マルセイユは日曜日にヴァランシエンヌと対決する。この2チームはフランスサッカー界において最も有名なチームであり、国外のファンも多い。

パリ・サンジェルマンとオリンピック・マルセイユの戦いは、ル・クラスィク(またはフランスダービー)と呼ばれ大変な盛り上がりをみせ、フランス中の注目を集める。1971年の初対戦以降、この2チームの戦いはこれまで数々の思い出深い名場面を演出してきた。


2012年夏にACミランからチアゴ・シウバ、ズラタン・イブラヒモビッチ、そしてつい先日アヤックスからグレゴリー・ファン・デル・ヴィールといったビッグネームを獲得してリーグ制覇に向けより一層選手層に厚みを増したパリ・サンジェルマンのほうが今年の戦いには分があるように見える。ましてそのファン・デル・ヴィールが高額移籍金のお礼といわんばかりに5試合で7ゴールを決めるなど好調すぎる事実はオリンピック・マルセイユにとっては脅威以外の何物でもないだろう。


一方、リーグ首位のオリンピック・マルセイユは開幕以来4連勝し勝点を12としている。このチームの選手たちも才能に満ち溢れてはいるが、はたして強みを増している最強のライバル撃破となるだろうか?


現在、リーグ3位のパリ・サンジェルマンとの間を6点としているマルセイユは今季から新しい指揮官、エリー・ボープを迎え入れた。新監督のオーバーホールの効果か、今まで最大の売りだった攻撃よりも、今季は守備面の向上が見て取れる。事実、過去6戦で相手チームにたった1度のゴールしか許していない。また、攻撃面最大の要は開幕からすでに3得点をあげているストライカー、アンドレ=ピエール・ジニャックだ。

フランスダービーは会場をオリンピック・マルセイユのホーム、スタッド・ヴェロドロームとして10月7日 22:00(日本時間)からキックオフする。はたして今年はどんな熱戦がピッチ上で繰り広げられるだろうか?

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