憑依。 | すぷのたわごと。

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ほぼ映画の感想&素朴な疑問(別名ツッコミ)。
目標「観ずに後悔するより観て後悔」。

『憑依』を観に行ってきました。

いくつかある行きつけの映画館で、お誕生日クーポンをくれるのは2軒だけ。

先日観た『ランサム 非公式作戦』とは別の某映画館のお誕生日クーポンで1100円。

ありがとう♪

原題は読めないけど、文字数は“憑依”より多かった。

入場者プレゼントで「眼福ポストカード」とやらを貰った。

 

インチキ祈祷師のチョン博士ことチョン・ドンシク(カン・ドンウォン)は、助手のカン・インベ(イ・ドンフィ)と依頼人を騙し金儲けをしていた。

ある日、ユギョン(イ・ソム)という女性から悪霊に取り憑かれた妹ユミン(パク・ソイ)を助けて欲しいと依頼される。

霊の存在を信じていないチョン博士は断ろうとするが、大金目当てに引き受ける。

いつものように偽の除霊の儀式を行おうとすると、博士が持っていた鈴が反応する。

実は博士は力のある祈祷師の家系で、子供の時のある出来事により素性を隠して生きてきた。

ユミンが連れ去られ、博士とユギョンは後を追うが、悪鬼・梵天(ホ・ジュノ)に憑依された人々が次々と襲いかかってくる。

やがて、博士の過去と今回の出来事がつながっていることが明らかとなり…。

 

ゆるい…。

韓国映画らしい、重苦しくて暗いホラーを期待してたのに、軽いファンタジーだった。

ストーリーも、アクションも、CGも、何もかもゆるい。

なんだよ、“憑依”は梵天の能力じゃん。

護符“設経”は切り絵みたい。

武器“七星剣”は折れてすごそうに見えないけど、くっついたのは良し。

ユミンの居場所を知るために訪ねた占い師(パク・ジョンミン)は、仙女(ジス)を降霊させるという設定なんだけど、仙女が降りた後も雑なのはなぜ?

全然仙女っぽくなくて、普通に男が喋っていた。

チョン・ドンシクは医師免許を持っており、だから博士?

博士は霊が視えない。

一方、ユギョンは生霊・死霊・神体といったこの世のものではないものが視える。

博士はユギョンが教える位置に“七星剣”を使う。

インベは偽の儀式のメカ担当で、博士が運営する「ハヌル天TV」という動画配信の編集も担当。

ハヌルの意味を調べてみると、韓国語で“空”?

骨董品店のファン社長(キム・ジョンス)は、チョン博士を心配してくれている人。

祈祷師だった祖父と弟ドンウを失った博士を引き取り、見守ってきた。

梵天に立ち向かうチョン博士を、儀式で使っていた太鼓で支援する。

ユギョンは目が梵天に狙われたのは分かるとして、なんでユミンがさらわれたんだ?

おびき寄せるエサ?

梵天を法師様と崇める信者たちはどこから来たんだ?

ユギョンは視るだけじゃなく、もうちょっと活躍したら良かったのに思っていたら、エンドロールでインベがユギョンをスカウトしてた。

続編を作る気なんだろうか?