帰ってきた あぶない刑事。 | すぷのたわごと。

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ほぼ映画の感想&素朴な疑問(別名ツッコミ)。
目標「観ずに後悔するより観て後悔」。

『帰ってきた あぶない刑事』を観に行ってきました。

テレビドラマの頃からの“あぶデカ”ファン。

邦画はほとんど観ないけど、このシリーズだけはこれまで公開されてきた映画もすべて映画館へ観に行っている。

今回も観に行くけどさぁ…。

前作で終わったんじゃないんかい。

もうデカじゃないし。

 

刑事を定年退職後、ニュージーランドで探偵事務所を開業していた鷹山敏樹(舘ひろし)と大下勇次(柴田恭兵)だったが、警官と問題を起こして探偵の免許を剥奪され、8年ぶりに横浜に戻ってくる。

その夜に起こった殺人事件に何か引っかかるものを感じたタカは、車を見かけた劉飛龍(岸谷五朗)を訪ねる。

その頃、“T&Y探偵事務所”に依頼人第1号として、永峰彩夏(土屋太鳳)がやって来る。

彩夏は、自分を産んで消えた母親の夏子を探してほしいと依頼。

実は夏子は、タカとユージも知っている女性だった。

もしかすると、彩夏は自分たちどちらかの娘ではないかという疑惑が浮上。

ともかく依頼を引き受け、夏子の消息を調べるため、かつての後輩で現在は港署の捜査課長の町田透(仲村トオル)のもとへ。

一方、タカとユージに射殺された銀星会会長・前尾の息子である海堂巧(早乙女太一)は、カジノ誘致を巡り邪魔者を次々と始末し…。

 

タカもユージもカッコいいけどさぁ…。

テレビドラマの頃の全盛期を知っているだけに、2005年の『まだまだあぶない刑事』の50代も、2016年の『さらば あぶない刑事』の60代も、複雑な心境だった。

今回、70代だよ。

アップは完全におじいちゃんなんだもんなぁ。

真山薫(浅野温子)も、昔は本当にキレイだったんだよ。

内容は、事件が起きて、なんだかんだあって、タカとユージが敵の所に乗り込んでドンパチするいつもの流れ。

決まった手順の時代劇みたい。

自分を含め、みんな歳を取った。

あぶない刑事の良さは現実離れした世界観だけど、さすがに痛々しい。

早乙女太一の悪役は、粒が小さい。

表情の悪さがチンピラみたいだし、姿勢の悪さもダサい。

岸谷五朗も悪役なのかと思っていたら、違った。

フェイロンには、ステラ・リー(吉瀬美智子)というビジネス・パートナーがいる。

夏子のキャストが明かされてなかったので、もしかしてと思ってた人がやっぱりそうだった。

タカとユージが好きそうな大人の女性のキャスティング。

土屋太鳳が娘だと嬉しいだろうなぁ。

でも、薫でさえ「タカさん」と「大下さん」と呼んでるのに、彩夏が「タカ」と「ユージ」と呼ぶのはモヤッとする。

昔とはもう違う。

CGもイマイチだし。

舘さんと柴田さんは楽しそうだった。

 

もうファンを自称しちゃダメかも。

パンフレットが1000円もしやがるので買わなかった。