『シャクラ』を観に行ってきました。
ドニー・イェンのアクションを見よう!
原題は『天龍八部之喬峰傳』。
武侠小説「天龍八部」を原作にした喬峰の物語ということかな?
喬峯なのか喬峰なのか、どっちやねん。
宋代の中国。
丐幇(かいほう)の幇主・喬峯(ドニー・イェン)は誰からも慕われる英雄的な存在だった。
だがある日、馬副幇が殺害され、その犯人だと名指しされる。
しかも自分が漢民族ではなく契丹人であるという出自まで明かされる。
丐幇を追放された喬峯は、真相を突き止めるために帰郷すると、養父母が殺されていた。
さらに、少林寺の師である玄苦大師も絶命。
またも殺人犯の濡れ衣を着せられた喬峯は、変装して少林寺に潜入していた阿朱(チェン・ユーチー)と出会う。
喬峯を狙った技で深手を負った阿朱を連れ、追っ手から逃れた喬峯は、阿朱の治療のため聚賢荘へ。
だがそこには喬峯を討つため各派閥が集結していた…。
どうやら壮大な物語の一部のようだ。
あれ?喬峯の養父母と玄苦大師はなんで殺されたんだっけ?
あれ?そういえばシャクラってどういう意味?
劇中に出てこなかったと思うし、原作を知らないと分からない言葉なんだろうか?
軍神・帝釈天のサンスクリット名?
へぇ~。
他にも分からない言葉がいろいろ出てくる。
丐幇は乞食の結社?
幇主はきっと組織のリーダーだよね。
江湖はなんか見たことがあるような気がする。
武術を身につけた者たちの社会みたいな感じ?
武林も同じような意味なのかな?
ストーリーは、無実の罪を着せられた喬峯のこれでもかという不幸の連続と、自分探し。
それと、阿朱との悲恋。
冷静に考えれば、共に戦ってきた仲間たちが誰一人無実を信じないというのもひどいよね。
まぁ、だからこそただ一人信じてくれた阿朱の存在が貴重となる。
立ちはだかる敵を、かめはめ波の親戚みたいな「降龍十八掌」でなぎ倒す。
続編を作る気満々の終わり方。
あちこちに因縁が残っている。
登場人物がいっぱいいて、とりあえず宋人と契丹人が揉めているのは分かった。
馬夫人・康敏(グレース・ウォン)は本田翼と菜々緒を足して割ったような見た目。
慕容復(ウー・ユエ)は片岡愛之助っぽくていかにも悪そうな若様。
阿朱の妹・阿紫(リウ・ヤースー)は喬峯を義理の兄と慕い、慕容復の父・慕容博(レイ・ロイ)も最後の最後に登場。
ほんのちょっと顔を見せた喬峯の実の父、蕭遠山はドニー・イェンが演じていた。
ああ、そうか、劇中のドニー・イェンの見た目の違和感がなんでか分かった。
30代には見えないから違和感があったんだね。
蕭遠山の見た目は違和感がなかった。
阿朱もドニー・イェンの相手役にしては若いなぁと思っていたら、チェン・ユーチーはドニー・イェンより29歳も若いらしい。
娘じゃん。(^^;)