『アースフォール JIU JITSU』を観に行ってきました。
たまに、観る前からイマイチだと分かっていても観たくなることがありませんか?
それがこれ。(爆)
チラシあり、予告編(YouTube)あり、公式サイトなし、パンフレットなし。
トニー・ジャーとフランク・グリロはいいけど、なぜニコラス・ケイジ?
あの人、アクション下手じゃん。
原題は『JIU JITSU』のみ。
何それ?と思ったら、ホイス・グレイシーが指南した“柔術”のことらしい。
ということは、ブラジリアン柔術?
邦題の“アースフォール”は何?
何者かに追われ、怪我をして米兵に引き渡された男(アラン・ムーシ)は、記憶を失っていた。
諜報部による尋問を受ける彼を、たった一人で救い出しに来たケウン(トニー・ジャー)は、米兵を蹴散らし、彼を仲間たちのもとへ導く。
ハリガン(フランク・グリロ)、カルメン(ジュージュー・チャン)らに迎えられ、「ジェイク」と呼ばれるが何も思い出せない。
そこへ米軍の追手が襲い掛かり、再び捕らえられるジェイク。
しかし、何者かに襲撃されて逃げている途中でワイリー(ニコラス・ケイジ)と出会う。
ワイリーは、ハリガンたちの仲間だった。
6年ごとに地球に彗星が接近すると、神殿の扉からエイリアンが現れ、戦いを挑んでくる。
受けて立つ9人。
逃げれば人類は滅亡させられる。
ジェイクは仲間たちとともにエイリアン“ブラックス”との決戦に挑む…。
去年に引き続き、気になるものはあっても観に行くのがなぜか億劫。
それを観に行かないと自分が決めたのに、なぜかモヤモヤ。
そんな時は、頭を使わなくていいものを観てツッコミまくろう。←別のモヤモヤは発生するが。(^^;)
ストーリーは、戦いに来たエイリアンと戦うという、思いっきりよくあるパターン。
予想通り、ひどい。(笑)
人類最強に見えないんだけど…。
なぜかほとんど銃を使わない米軍、倒され放題。
イラストというか漫画というか、絵が場面転換に使われている。
途中、キャストにカメラを持たせたり、奇をてらって失敗した感じの映像あり。
仲間を助けに行かない意味不明の設定。
ちょっと布を被るだけでブラックスから見えなくなる都合のいい衣装。
字幕で名前が出てくるのは、ジェイクとワイリーとサンド大尉(リック・ユーン)くらい?
他のキャラは、映画を観ただけでは名前が分からない。
フランク・グリロは、もったいない使い方。もっとアクションを!
思わせぶりなサンド大尉、何をしたかったんだろう?
ワイリーがいい動きをする時は、必ず引きの映像。
アメリカ映画で、主人公の相手役ヒロインがアジア系という珍しさ。
ジュージュー・チャンなのか?ジュジュ・チャンなのか?
矢と、ヌンチャクの二刀流で戦う。
そういえば、ハリガンも両手にナイフだったし、ケウンも両手でトンファーだったし、ジェイクも刀を二本使うシーンがあった。
この映画の製作者側の人で、両手で武器を使うのが好きな人がいるんだね。