『ホール・イン・ザ・グラウンド』を観に行ってきました。
暑い日が続く中、映画館のクーラーで涼みつつホラーを。
「カリコレ2019」の6本目はこれにした。
アイルランド・ベルギー・フィンランド合作???
原題は『THE HOLE IN THE GROUND』で、“地面の穴”?
田舎町に引っ越し、息子クリス(ジェームズ・クイン・マーキー)と暮らすセーラ(サーナ・カーズレイク)。
家の近くの森の中に、巨大な穴があることに気づく。
ある夜、クリスの姿が見えなくなるが、家の中にいるのが見つかる。
それから、クリスは不審な行動をとるようになる。
嫌いな粉チーズを食べ、一緒に楽しんでいたゲームを知らないなど、セーラは息子がおかしいと疑い始める…。
チラシには“サラ”と書いてあったけど、字幕では“セーラ”だった…。
同じくチラシに、「アイルランドのスカーレット・ヨハンソンと呼ばれるサーナ・カーズレイク主演」と書いてあった。
ハードル上げてるなぁと思っていたら、遠い親戚くらいには見えるかも。
ついでに、ジェームズ・クイン・マーキーはハーレイ・ジョエル・オスメントの遠い親戚に見えるかも。
変な穴や、中にいる“何か”の説明がなかった。
隕石なら斜めに落ちてきて周囲の木々も倒れてそうなんだけど、まっすぐ上から何かが落ちてきたみたいに周りの木は普通に立っていた。
あんなデカい穴があることを他には誰も知らないんだろうか?
“何か”ととりあえず表現したけど、なんなのか分からない。
暗いシーンだったし、ちょっとしか見えなかったし。
エンドロールのキャストでは「IT」となっていた。
見た目はそっくりに擬態できても、記憶に欠陥があるのはダメじゃん。
なぜ化けるのか、目的も謎だった。
クリスを見て、セーラに「あなたの子じゃない」と言っていたノリーン(カティ・オウティネン)。
彼女の夫デズ(ジェームズ・コスモ)から、夫婦の息子ジェイムスをノリーンは別人だと思っていたと教えられる。
セーラは、クリスが変わったのは森の中の穴が何か関係していると考えて…。
どうやって地上に戻ったんだろう?
行きは底なし沼や流砂みたいに沈んでいったのに。
ラストは、うんうん、助けて終わりじゃ物足りない。
ホラーならその後を疑うような雰囲気で終わらないとね。
エンドロールの歌、曲のわりに歌詞がすごかった。
なんであんな歌詞の歌が作られ歌われてるんだろう?